子どもの頃は、大嫌いだった独活(うど)
その独活を、初めて買って、調理してみました
調理と言っても、皮をむいて短冊に切って、さっと湯がいてからしマヨネーズであえただけ
ほんの箸休め程度の一品です
子どもの頃、苦手だった独特の風味も、あまりに気にならず、しゃきしゃきとした歯ごたえを味わえました
ところで、なぜ嫌いだった独活を買おうと思ったかというと
一番の理由は、安かったから
普段よく食べる、ホウレン草や小松菜などの葉物野菜がみんな高くて、買うのをためらっていたところ、売れ残りの見切り品のワゴンの中に見つけたのが、独活でした
税込みで¥100
通常の半額以下でした
でも、それだけの理由では、何も好きではないものをわざわざ買おうとは思わなかったと思います
旬を味わおう
という気持ちが、そうさせたのだと思います
独活の他にも、ふきのとう、タラの芽、こごみなど、この時期にしか味わえない春野菜がありますね
非科学的な発想ですが、寒い冬を土の中で過ごしてきた春野菜たちには、ビタミンでもミネラルでもない、栄養学の教科書にものっていないような、大切な栄養素がいっぱい含まれているように感じます
生命のエネルギーのような
そんな野菜たちから元気をもらって、毎日のレッスンを頑張りたいと思います