フリーウェイトのすすめ その2

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

さて、前回のブログに続いて、私がなぜフリーウエイトでのトレーニングを積極的に取り入れているかということを、紹介したいと思います

前回、その理由を5つ上げました

 

①重さを1kgから選択できる

②自分の体格に合わせて、自由にカスタマイズできる

③ダンベルなら左右の動きに違いがあってもOK

④強化したい部位だけでなく、姿勢を維持するために他の筋肉も動員され、プラスαの効果が得られる

⑤どの施設に行っても同じトレーニングができる

 

今日は②について書きたいと思います

トレーニングマシンのほとんどは、標準的な大人の体格に合わせて、シートやパッドの大きさや形状、アームの長さなどを設計しています。

そして、ある程度の体格差に対応できるよう、シート高やアーム長、可動範囲を調節できるようになっています。

でもその調節範囲にも限りがあり、極端に大きな人や小さな人では使いにくいことがよくあります。

体格に合わない設定でマシンを使用すると、適切な負荷がターゲットの筋肉にかからないだけでなく、関節や筋肉を傷めることにもつながります。

最近は日本の市場向けに開発されたマシンが普及してきたので、以前ほど使いづらさを感じることは減りましたが、1990年代のジムのマシンは、ほとんどが輸入品で、私のような小柄な体格では使えないものがかなりありました。

右手でマシンのグリップをつかむと、左手が反対側のグリップに届かない

なんてことが珍しくありませんでした

 

 

 

 

 

 

 

写真のマシンは、1990年代に日本のジムによく導入されていた、ウェイトスタック式のトレーニングマシンです

このシリーズ、当時としては最新のマシンだったのでしょうが、私にはどうしてもできない種目がいくつかありました

実は、このマシンが数台、今私が週に一回体育の授業でフィットネストレーニングを教えている大学のトレーニング室にあるのですが、やはり女子の多くが最低重量でも挙げられない、と訴えてきます

筋力がないだけでなく、マシンが体格に合っていないのが原因のようです

 

フリーウェイトの場合、自由な持ち方と動きの軌道でトレーニングできるので、体格による制限は全くありません

 

小柄で筋力のない女性にこそ、フリーウェイト、おススメです

 

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