フィットネスインストラクターの穂積典子です
昨日、研究発表という大きな山を越えたので、今日は自分の息抜き、一日マーチとジムカーナの走行会へ
暑くも寒くもない今の季節、そして晴天に恵まれ、モータースポーツ日和
そのためか、いつもより参加台数が多く、特に今日は複数の大学の自動車部の学生さんたちが、たぶん20人くらい参加していて、若者の姿が目立ちました
学生たちなので、おそらく部の先輩から譲り受けたと思われる、かなり年式の古い車が多く、もしかしたら、彼らよりも先に生まれたと思われる車を、1人一台ではなく、数名で交代で走らせていました
その中で、1人だけなんとポルシェで来ていた学生が
まあ、親の車かもしれませんが(笑)
その男子、見た目は濃いめのイケメンなんだけど、甲高い声で話すものだから、いやでも彼の会話の内容が耳に入ってきます
その彼が、午後のコースの完熟歩行をしている時に、仲間の一人と話していた会話
俺ほとんど街乗りしないから
首都高か関越しか走んない
200km/hくらいで
はいはい、すごいすごい
でもね、このサーキットに来る大人の人たちは、ひとたび公道に出ると、皆さん安全運転のマナーの良いドライバーさんばかりなんだよ(含む自分、笑)
君の(お父さんの)車のハイスペックなパフォーマンスは、ぜひサーキットで披露しようね
と、心の中で語りかけていました(笑)
このビッグマウスくん、本当に痛い目に遭う前に、大切なことに気づいてくれるといいな
まあ、そんな彼は置いといて、普段は社会人、それもどちらかというと中高年寄りの男性がほとんどの走行会に、こんなに若い子たちが集まったのを目にしたのは初めてです
若者の車離れが進んでいると言われていますが、まだまだこれだけ車好きな若者がいるのを目にして、嬉しくなりました
そのサーキットからの帰り道、高速を降りて国道を走っていると、バックミラーに私のマーチと同じ型、同じシルバーのマーチが、べったり張り付くようについてきています
これはよくあることで、私のマーチはかなり珍しいため、同じマーチに乗る方からよくガン見されます(笑)
少し走った先の信号が赤になり、私は直進車線に、そして後ろのマーチは隣の右折車線に、2台並んで止まりました
ものすごい視線を感じたのでチラッと横を見ると、2人の若い男性が乗っていて、助手席の子どころか、運転席の子まで身を乗り出してこっちを見ています
そうなると、無視するのもなんだか冷たい気がして、窓を開けて軽く会釈をしました
カッコいいっすね
と、運転席の子が声をかけてきました
その彼らの乗っていたマーチも、実はただのマーチではなく、5速マニュアルトランスミッション、特別にチューニングされたエンジンやマフラー、サスペンションを搭載したカスタムカーでした
そして、信号が青になると、野太い排気音を轟かせて走り去って行きました
まだまだ、ここにもいた
車好きな若者たちが(*^_^*)
若者の車離れを食い止めるために、自動車メーカーや販売店がさまざまな手を打たなければなりません
若者のエアロ離れは、私たちがなんとかしないと