「考える」カテゴリーアーカイブ

猫時間

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

もうあと40分ほどで2019年が終わりますね

この一年を振り返ってみると、さほど大きな出来事、変化はなかったと思います

その中で一番の大きな出来事と言えば、この子がうちにやってきたことですね

 

 

 

 

 

 

平八です

年が明ければ、間もなく1歳を迎えます

大学の研究室にいた頃は、さんざん実験用のラットを飼育しましたが、個人的に動物を飼うのは初めてです

だからと言って仕事に対する姿勢や取り組みはこれまで通り変わらず、車が大好きなことにも変わりはなし

好きなもの、大切なものが2台と一匹に増えただけ(笑)

ただ、毎日の生活の中で、時間の費やし方に変化が現れました

以前の私は、やりたいこと、やらなければいけないことを、一日の限られた時間をできるだけ無駄なく有効に使ってこなしていました

そこには、何をするでもなくぼんやり過ごすなんてことは、あり得なかった

そんな、24時間いっぱいいっぱいに中身を詰め込んだ生活に、平八が来てから変化が・・・

何をするでもなく、平八と戯れる、あるいは、寝ている平八を眺めてるだけ

そんな、これまで過ごしたことのない時間が、生活の中に現れるようになりました

以前の自分が客観的にそんな時間を過ごしている私を見たら、

『時間の無駄遣い!』

と、叱咤したかもしれません

でも、今の私は不思議とそうやって無為に過ごす時間を無駄だとは思わない

そして、その時間を

『猫時間』

と名付けました

2019年の一番の出来事、一番の変化は、平八との出会いと、猫時間を得られたことかもしれません

 

 

 

 

 

 

 

 

言葉の一人歩きその②

フィットネスインストラクターの穂積典子です

今日はちょっと長文ですので、お暇な方、お付き合いください

で、その②ということは、その①があるはずですね

はい、だいぶ前になります(笑)

https://yumeblo.jp/norimon/2016/archives/1397

 

さて、今日の一人歩き言葉は

骨盤=ぺルヴィック

 

 

 

最近のフィットネス、トレーニングのキーワードの1つと言っていいかもしれません

 

ペルビックストレッチ

骨盤体操

 

フィットネスクラブのレッスン名にも、当たり前のように登場する言葉になりました

 フィットネス指導者や愛好者ばかりでなく、多少なりとも健康や美容に関心のある方なら、この言葉に興味を示す方が多いようです

 ただ、その言葉ばかりが注目されだすと、おかしなことが起こるのも事実です

 

以前勤めていたクラブで、確かそのときはストレッチポールを使用したコンディショニング&リラクゼーションのクラスを始める時のことでした

初めてそのクラスに参加する会員さんから、こう質問されました

 

これって、骨盤に効きますか?

 

答えに窮する質問です

そのとき何と答えてその場を切り抜けたのか、今では忘れてしまいましたが

(笑)

 でも、これが一般の方々の骨盤に関する認識なのです

 

骨盤がよくなると、ぽっこりお腹が解消するとか、骨盤を鍛えると、スポーツパフォーマンスが上がるとか、専門家からしたら???な言葉が巷では飛び交っています

 

そもそも、骨盤は骨の集合体です

そう簡単にその形を変えたり、筋肉のようにトレーニングしてその働きを高めたりすることはできません

ペルビックストレッチと言っても、骨盤自体を伸ばしているわけでは無いのはわかりますね

骨盤の動きを引き出すために作用する、周辺の筋肉をストレッチしているのです

 

骨盤は日常生活動作の中では、骨盤だけが単独で働くとはほとんどありません

歩いたり走ったりする時の下肢の動き、つまり股関節の動きに連動して動いたり、身体を捻ったり前屈したり反ったりと、脊柱の動きに連動して動くのです

これらの動きをスムーズに、そして大きな可動域で行えるようにするために、一緒に骨盤が傾いたり、回転したりするのです

 なので、他のトレーニングを何もせずに、ただ骨盤に関わるエクササイズだけをやっていても、身体機能の向上は望めません

有酸素運動や、脚や体幹の筋力トレーニングをしっかり行った上で、骨盤に関するエクササイズをやってこそ、意味があるのです

 

また、骨盤のエクササイズには大きく分けると二種類あります

 

①骨盤の動きを円滑にするもの

②骨盤の安定化を図るもの(骨盤がブレないようにすること)

 

一言で骨盤のエクササイズと言っても、実は全く正反対の作用を持つものがあるのです

先ほど説明したように、骨盤は下肢や脊柱の動きに連動して、前後や左右に傾いたり、回旋したりします

例えば、大きなストライドで全力疾走する時、右脚を大きく前に降り出したとします

その瞬間、骨盤の右側だけか前に引っ張られ、骨盤は左方向に回転します

左足を前に降り出した時は反対方向の回転が生じます

 

骨盤がこのような動きをするおかげで、大股で歩いたり走ったりすることができます

だから、骨盤がよく動いてくれることは、私たちの日常動作やスポーツのパフォーマンスには大切なのです

 その一方で、競技エアロビクスのハイキックでは、股関節を屈曲させて、同じように足を大きく前に蹴り出しますか、その時の股関節の動きにつられて骨盤が大きく後傾してしまうと、背中が丸くなり、全身のアライメントが崩れてしまい、見栄えが良くありません。当然、審査でも低く評価されてしまいます。どんなに勢いよく股関節を屈曲させて足を高く蹴り上げても、ブレずにニュートラルな状態が保てる骨盤、これが安定化です。

 これらはアスリートとしての競技パフォーマンスの例であり、そのために選手は、実施種目に合わせて骨盤の可動性を高めたり、安定性を高めるためのトレーニングを、他のトレーニングと合わせて日々行なっているのです。

 

日常生活を健康に、アクティブに送れるように体のコンディションを整える目的の、フィットネスで求められる骨盤の機能も、これに準ずると思います

 元気よく歩くための骨盤の可動性や、正しい姿勢を維持するための骨盤の安定化を目指した、『ペルヴィックエクササイズ』なのです

 だから、それだけやってもダメなんです

 

ウォーキングやランニングのような有酸素運動に、骨盤の可動性が生かされて、より効率よく動けたくさんのエネルギーを消費できるようになります

 脚や体幹の筋力トレーニングを補う形で骨盤のエクササイズを行うことで、骨盤が安定した状態で強い力を発揮できるようになるのです

 

『ペルヴィック=骨盤』という言葉だけが一人歩きをしないよう、私たち指導者も、気をつけなければなりませんね

 

パーソナルトレーニング、予約受付中

 

珍表現?

フィットネスインストラクターの穂積典子です

ラグビーワールドカップ、盛り上がっていますね
これまで無敗の日本の活躍は、連日のようにテレビで取り上げられています

その中で、どうしても気になる言葉遣いが

『フィジカル』という言葉の使い方です

physicalって、そもそも形容詞ですよね

辞書には

 

 

 

 

 

 

 

 

と示されています

単語の横の”a”が形容詞であることを示しています

ところが、連日テレビで耳にするのは、

フィジカルが強い
フィジカルを強化
フィジカルで負けない

これってみんな、physicalという言葉を名詞として使っていますね

私はこれに違和感を感じて仕方ないのです

選手やコーチが使っているのはともかく、某局アナウンサーまで平気で言うから滑稽です

そういえば、メンタル(mental)も形容詞ですが、今や日本では当たり前のように名詞扱いされています
これも、誤用と言えば誤用ですが、あまりにもこの使い方が浸透しすぎて、誰も異を唱えなくなったのでしょう

physicalも、いずれ名詞として使われるのが当たり前、私が感じる違和感も、自然消滅してくれるのでしょうか(笑)

お月見

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

台風15号は、私の身近なところにも爪痕を残していきました

私が済んでいる葛飾区は、月曜の午前中を中心に交通機関がストップした以外は、大きな被害はありませんでしたが、千葉県内のいたる所で、停電や断水などの深刻な被害が出て、今なお復旧していません

今日の午後のレッスンは四街道のVERDI VIALEでした

クラブ周辺の道路の街路樹は、強風で枝が折れてしまい、所々葉が枯れてしまっていました

そして、クラブも二日間は停電のために営業できなかったそうです

停電から復旧して3日目の今日、ようやく普段の生活を取り戻したのでしょうか、駐車場にはいつもと変わりないたくさんの車が停まっていて、少し安心しました

レッスンにもいつもと変わらない方々が顔をそろえ、一安心

その会員さんのお一人がおっしゃっていたのが

 

本当に真っ暗で・・・

でも、そのおかげで月がよく見えたわ

 

今もまだ電気が復旧せず、真っ暗で不安な夜を過ごしている方々が、千葉県内には少なくないとのこと

 

いつもよりも月が映える夜空に、十五夜の月を眺めて、心が癒されることを祈ります

 

 

 

 

 

 

 

 

ミッション1

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

今年の9月は大きなミッションを2つ抱えています

その一つがこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

今日から始まった、日本体育学会大会での講演です

今回は、私個人の研究発表ではなく、ランチョンセミナーで、日本フィットネス協会(jafa)を代表しての講演でした

ランチョンセミナーは、学会期間中お昼の時間帯に開催され、協賛企業や団体がスポンサーとしてお弁当を用意し、昼食をとりながら講演を聞くというスタイルで行われます

jafaがお弁当を用意してくださり、今回のセミナー開催となりました

テーマは

 

 

 

 

 

 

私は、jafaの資格認定制度GFIについての紹介と、その資格を生かした活動についてお話ししました

体育学会なので、体育系の大学、学部の先生方が多く参加されるため、GFIを知っていただき、その認定校をひとつでも増やすのが、今回のセミナーの大きな目的です

そのために熱弁?をふるってきました(笑)

いや、ほんと、純粋に、若い人たちにインストラクターを目指してほしい

その気持ち一つで、30分弱しゃべってきました

とある著名な先生がおっしゃっていた

『少指高齢化』という言葉

決して誤変換ではありません(笑)

指導者が少なくなり、高齢化しているのです

若者がどんどん運動指導者として育ち実力をつけ、私たちベテランを脅かすくらいの存在になってほしい

 

と、切に願います