この数字をどう見ますか?
5年後、3分の1の方は亡くなってしまう
ととらえるか
5年後には3分の2の方が完治しているんだ
ととらえるか
一昔前は不治の病とされていたガンですが、早期に発見できれば、今は半数以上の患者さんが完治するのです
ガンと診断されて、すべてをあきらめてしまうには、あまりにももったいない数値です
一人でも多くの患者さんに、この数値が完治に向けての希望になってくれたら、と思います
最近、ラジオを聴いていて耳にしたCMの言葉が印象に残っています
家を建てることを人生の目標にしないでください
人生の主役は「家」ではなく「あなた自身」です
あなたの建てたその家で、家族と語らい、趣味を楽しみ、笑顔で夢の話しをして欲しい
住宅会社のCMで流れていた言葉です
ちなみに、こちらの会社です
https://www.fujijuken.co.jp/house/?PHPSESSID=cc8d62e051b2ff7f7ce6240a4d80660f
これって、フィットネスにも当てはまるなぁ、って思いました
このCMの言葉を借りて、私流に言い換えると
フィットネスを人生の目標にしないでください
人生の主役はあなたです
フィットネスを通じて手に入れた健康な体と心で、仕事や学業に励み、家族や友人と語らい、いつまでも旅行や趣味などを楽しんでいただきたい
もちろん、フィットネスを愛好する方々の中には、それ自体が生きがいで、そこにある目標を見出している人も少なくないと思います
ただ、フィットネスに夢中になるあまり、そのフィットネスの先にあるものを見失ってしまっては、フィットネスのためのフィットネスで終わってしまいます
日々の生活や心を豊かにし、社会と健全な関わりをもって生きるためのフィットネスであってほしい
そう願います
私は仕事としてフィットネスに関わっているので、そうはいきませんが![]()
私のレッスンに参加して下さる方々に対しても、そう願っています
家族や友人との付き合いよりレッスンが大事
そういう言葉は、ありがたい気持ちよりも残念な気持ちが勝ります![]()
フィットネスで体が健康になっても、精神的に、社会的に不健康にならないように、何事もほどほどが大事な気がします
毎年恒例ですが、先日、CPRの継続講習を受けました
昨年の継続講習からの一年間、幸い、CPRの技術を生かす場面に遭遇することはありませんでした
この先も、ないに越したことはありません
でも、このスキルは、運動指導に携わっている以上、絶対に錆びさせてはいけないもの
そう思って、毎年欠かさず受講しています
毎度になりますが、今年も言わせていただきます
もし、このブログを読んで、もう何年もCPR講習を受講していない、というインストラクターやトレーナー、あるいは運動指導に携わる方がいらしたら、私からのお願いです
できるだけ早く、CPRを受講してください!
特に、スタジオでレッスンを担当しているインストラクターの方
スタジオという閉鎖空間では、参加者の命を預かる立場にあるのは、他でもなく、インストラクターです
あなたのクラスの参加者が突然心肺停止に陥った時、何の迷いもなく迅速に心肺蘇生を始めることができますか?
ここから先は、フィットネス関連諸団体の方へ
各種の運動指導関連資格取得の際には、CPRのライセンス取得を絶対必須条件にするのは当然ですが、資格更新の際にも、有効な(期限切れでない)CPRの認定証の提出を、絶対必須条件にしてください
資格取得の時だけCPRを受講し、それきり、という指導者ばかりが増えてしまわないことを願います
7月ももうすぐ終わり
ほとんどの学校は夏休みに入りましたね
私も、火曜の國學院大學の授業を最後に、非常勤講師のお仕事は9月の後半までしばらくお休みです
國學院大學で担当している授業のうち、一コマは、主に健康体育学科の学生が履修する、専門科目としてのエアロビクスです
体育を専門に学んでいる学生というと、どうしても、フィットネス業界の未来を担ってほしい、という期待感を抱いてしまいます
そんな熱い、暑苦しい
私の思いが詰まったエアロの実技は、平成生まれの若者には、時には厳しすぎたこともあったかもしれません
でも、履修した学生39名が、最後までドロップアウトすることなく授業に参加し、グループで考えたコンビネーションをステージ上で披露するというプレゼンテーションで、最後の授業を締めくくりました
この授業を履修した学生の中から、将来エアロビクスのインストラクターが生まれる可能性は、それほど高くないでしょう
ただ、この授業で体験した『身体運動による自己表現』が、いつか彼らの糧となって役に立つことを祈ります
私たちグループエクササイズインストラクターの役割は、レッスンを通じて参加者の健康増進に貢献すること
でも、つい目先の目標、集客に目が向きがちです
確かに、自分のレッスンにたくさんの方が参加して下されば、それだけ多くの方の健康増進に貢献できたことになるし、商業施設であるフィットネスクラブでは、人気のレッスン=顧客満足度大=会員数の維持・増加に貢献、とみなされます
ただ、時として、その人気のあまりに、参加者とインストラクターとの間にある種の依存関係ができてしまうことがあるように感じます
私たちインストラクターは、例えば研修などで別のインストラクターに代行をお願いしなければならない時があります
そんなとき、後日常連の会員さんから「先週は代行だったから出なかったわ」と言われたことはないでしょうか
また、スケジュール改定で自分のクラスの時間や内容が大幅に変更になった時、「どうしてなくなっちゃうの?」と詰め寄られたことはありませんか?
さらには、諸事情によりそのクラブとの契約を終了するときに、「先生が辞めるなら退会する」などと泣きつかれたことがある方もきっといることでしょう
こんな言葉に、それだけ自分のレッスンを気に入ってくれていたんだ、と嬉しくなるのが人情でしょう
こんな嬉しいことを言ってくれるお客さんがたくさんいたら、インストラクター冥利に尽きますね
でも、それで「いい仕事をした」と満足してはいけないと思います
私たちの本当の役割は、レッスンを通じて運動を取り入れた健康的な生活習慣を身につけていただくこと、そして、その習慣を、どんな環境におかれても自分なりの方法で運動を継続することができる、自立したフィットネスピープルを育てることではないでしょうか