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隙間産業

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

先日、仕事である大手フィットネスクラブの社員の方とご一緒する機会がありました

たまたまそのクラブの店舗が地元にあり、時々新聞の折り込み広告を目にすることがあったので、それをきっかけに会話を始め、やがて話題はスタジオプログラムの話題に

予想はしてましたが、そのクラブでもスタジオの主流はプレコリオで、特に若い人たちはエアロビクスよりもプレコリオを好むとのこと

エアロに参加しているのはごく一部の層で、そこそこ年齢層も高いようです

ズバリ単刀直入に、この先エアロビクスはどうなると思いますか? と尋ねると、

 

なくならないと思いますよ

と言う答えが

 

教えるインストラクターも、参加者も決して若くないエアロビクス

このままだといずれ教える方も参加する方も自然消滅しそうですが

決まった振り付けと運動強度であまり自由度のないプレコリオでは、たとえどんなに人気のクラスでも、必ず体力的に、あるいは嗜好的に合わない人が出てしまい、その人たちの受け皿として、インストラクターの裁量で自由にプログラムを構成できるエアロビクスは、これからも必要だろうとのことです

それを聞いて頭に浮かんだ言葉が

 

隙間産業

 

誰もやろうとしないことだけど、やってくれる人がいたら助かる

 

プレコリオは強度が高すぎて無理

ダンスは難しいから無理

ヨガやピラティスじゃ汗かけない

 

そんな、スタジオに出るものがない症候群の方々に、体力や好みに合わせて自由にプログラムを考えることのできる、私たちエアロビクスインストラクターが、お望みのプログラムを提供します

 

もちろんグループエクサイズですから、一人一人を100%大満足させることは難しいですが、他のプログラムにはない唯一無二のレッスンで、

これこれ、こういうのをやりたかったのよ

と言わせてあげます


これもプロの仕事

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

急に気温が下がり、一気に秋が深まりましたね
こういう時は、室内温度と外気温の差や湿度の影響で、スタジオの床が滑りやすくなるものです
そうでなくても、私のようにエアロビクスやステップなどの有酸素運動中心のレッスンでは、季節を問わず汗をかくので、レッスン後のスタジオのフロアのモップかけは欠かせません
これはインストラクターとしてデビューした29年前から、インストラクターである自分がやるのが当然だと思って、レッスン後は次のレッスンで危険や不快な思いをしないよう、フロアの汗を残さず拭き取るようにしてきました

でも、たまにスタッフの方がやってきて、モップかけをしてくれることがあります
そうすると、その間に使ったステップ台やCDを片づけたりできるので、とても助かるのですが、彼(彼女)らの多くはモップの柄を持ってスタジオを駆け抜けること数往復

そうすると、たいてい床にはモップで引き伸ばされただけの水滴が・・・

手伝ってくれたのにこんなことを書くの、申し訳ないんですが、モップをかけるなら、モップの毛足を床に押し付けて水分をしっかり吸収しながら拭いてください
ひと拭きするたびに水滴が残っていないか目で見て確認してください

力も入れずに、床には目もくれずに、ただモップを滑らせても、床に垂れた汗は拭きとれません

ジムでの指導や接客、事務作業などで忙しい合間を縫っての作業なので、手短に済ませたいのはわかります
でも、この作業ひとつにレッスンに参加するお客様の安全がかかっているのです
手を抜いていいことではありません

だから、私たちに任せてください
自分のレッスンで垂らした汗、自分でちゃんと始末します
スタジオの安全管理も、インストラクターの業務の一つだと、私は考えているので


傾聴

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

今日は母とお出かけ 、といっても通院ですが

一昨年から初期の認知症治療薬の治験に参加している母は、定期的に都内の認知症専門のクリニックで診察や検査を受けています

通院といっても、どこか痛いとか具合が悪いわけでもなく、病院の後のランチを2人ともいつも楽しみにしています

今日は思ったよりも早くクリニックを出られたので、クリニックから車でひとっ走りの父の墓苑にお参りした後、地元の回転寿司でランチ

そのあとは近くのしょうぶ沼公園を散策

 

まだ見頃には少し早かったけど、暑くも寒くもないちょうど良い散歩日和でした

 

実家に戻った後は買ってきたケーキでお茶しながら、母とたわいもないおしゃべりタイム

大抵こういうおしゃべりをしていると、いつのまにか昔の話に話題がいって、私はひたすら聞き手に回ります

年寄りあるあるの昔の同じ話を何度もする

まあ、それに近いのですが、でもよく耳を傾けると、毎度毎度新たな母の一面知ることにもなるのです

今日は初めて母の大学の卒論のテーマを聞きました

家政系の大学の児童学科だった母は、小学校のクラスでリーダー的存在となる子供の資質や背景について調べたとのことでした

これは初めて知ったことで、もし手にすることができるなら、その母の論文を読んでみたいと思いました

また昔の話が始まった

と、右から左に聞き流していたら、絶対に知り得なかったこと

傾聴って、大事なんだと改めて実感

 

母とのこんな時間が、少しでも長く続いてくれるなら、私はひたすら耳を傾けたいと思います


決意

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

新年度が始まりましたね

今年は年度替わりとともに、私のスケジュールもかなり変わりました

この3月で毎週金曜のティップネス船橋店でのレッスンを終了しました

2000年10月からのスケジュール、まだ合併前のレヴァン船橋の時からで、24年半、一番長く続けたクラブです

その頃からずっとレッスンに参加してくださる会員さんも何人かいらして、お互いに同じように歳を重ねてきました

それだけに辞めると決心するにはそれだけの理由が・・・

 

今年度から慶應義塾大学の非常勤講師として、エアロビクスの授業を金曜日に担当することになりました

このお話をいただいた時は、即答できずに少し考える時間が必要でした

大学の非常勤講師としては、2011年から國學院大学の人間開発学部健康体育学科の授業を担当していますが、これは体育系の学生向け専門実技の授業で、将来のフィットネス指導者を育成するという私なりの目的があり、引き受けました

私自身はフィットネスクラブでのレッスンを主体として活動したいという気持ちが強かったので、それ以上あまり大学での仕事は増やしたくないと思っていました

2015年から5年間は、昔お世話になった先生からのご依頼で日大薬学部でフィットネスの授業を担当していましたが、これは5年という期限付きの契約でした

その後はまたフィットネスクラブ中心に、さらに市の介護予防運動教室なども加わり、指導対象はかなり高齢者寄りとなっていました

クラブの会員さんの中には後期高齢者の方も珍しくなく、たまに「何歳までエアロできるかしら」などというお声を耳にします

それは私も同じで、あと何年エアロやステップを教えていられるだろう?と考えるように

その限られた時間の中で自分がやりたいこと、やるべき使命だと感じていること

それは次世代のエアロビクスインストラクターを育てることだと気づきました

インストラクターの育成や教育には、日本フィットネス協会のディレクターやエグザミナーとして関わってはいますが、それは主にスポーツ系の専門学校や大学の資格認定試験や、資格取得後の教育などで、必ずしも全員がインストラクターを夢見て資格試験に臨んでいるわけではありません

かつて私たちが、インストラクターになりたい!と思ってその道を選んだように、今の若い人たちに、エアロビクスって楽しい、これをたくさんの人に広めたい、と感じてもらうために自分に何ができるかを考え始めていた時に、慶應義塾大学での非常勤講師のお話を紹介されました

慶應での授業は一般教養としての体育実技ですが、若い学生たちにエアロビクスの楽しさを伝えることは、エアロビクスが次世代へと継承されていくことにつながるのではないかと考え、お引き受けすることにしました

 

最近は指導者も参加者も高齢化が進むエアロビクスの若返りを目標に、エアロビクスが次世代に継承されていくのをしっかり見届けるまで、もう少し頑張ってみます


坂道アイドルに教わる人生訓

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

毎週水曜9:30〜10:15、つくば健康増進センターACTで担当しているレッスン、フィットネスダンスでは、J-Popなどの日本のヒット曲に振り付けたエアロビクスを楽しんでいただいています

今月は、季節柄さくらや卒業にちなんだ曲にしようと、YouTubeや音楽配信サービスのプレイリストを色々と視聴していると、わりと頻繁に登場するのが、いわゆる坂アイドルグループの曲でした

その中から今月は、櫻坂46の『桜月』を選びました

その選曲作業の過程で、普段あまり聴かない坂アイドル、櫻坂46はもちろん、乃木坂46や日向坂46の曲をいろいろと聴きました

その中で気づいたことが

 

私の中ではアイドルソングといえば、ほとんどが恋愛を歌ったもの、しかも女性アイドルなら女性目線で歌っているのが普通だと思っていました

事実、懐かしの昭和アイドルはみんな一人称が「わたし」

 

ところが、よく歌詞まで聴いてみると、坂系アイドルの曲の一人称は、意外にも「僕」が多いのです

それも、恋愛を歌っているというより、生き方を歌ったような歌詞が多く、聴きながら

そうだね、と共感させられる内容が少なくありません

 

桜坂46「桜月」より

 

大人になって夢や理想が思うようにならなくなっても

あんなに美しい散り方ができたらな

https://www.youtube.com/watch?v=zKLgrxHDgls

 

乃木坂46「きっかけ」より

横断歩道 渡って いつも思う

こんな風に心に 信号があればいい

進みなさい それから 止まりなさい

それがルールならば 悩まずに行けるけれど・・・

https://www.youtube.com/watch?v=6W8mmtgeOzY&list=RD6W8mmtgeOzY&start_radio=1

 

自分の娘のような世代の子たちから、大切なメッセージをもらっているような気がします