症例報告(笑)

https://yumeblo.jp/norimon/2017/archives/1639

↑から3日目を迎えました

まだ右腕はシーネで固定されたままですが、左手でキーボードを打ち、マウスを操作することにだいぶ慣れてきました

受傷直後のX線画像はこんな感じ

 

 

 

 

 

 

 

上腕骨が明らかに尺骨後方にずれています

肘関節脱臼の大半を占める後方脱臼です

そして整復後のX線画像

 

 

 

 

 

 

 

きれいに尺骨のくぼみに上腕骨がはまっています

そして、整復後に撮ったCT画像から合成された肘関節の3D画像です

 

 

 

 

 

 

 

すごいですね、こんな鮮明にわかるなんて

これを見て、細かなひびも含めた骨折がないことを確認したようです

ちなみに、こんな詳細な撮影をし、CDRに焼いてもらい、紹介状をいただいた上、時間外診療だったため、健康保険を使ってもかなりの出費となりました(笑)

診断技術の向上は、医療費の増加につながるのを痛感!


不覚!

昨夜、生まれて初めて脱臼しました

帰宅して洗濯物を取り込むため、ベランダとリビングの間を往復していた時、背後に転がっていたバランスボールにつまづき、そのまま倒れるだけならよかったのに、バランスボールで思いきりバウンドし、跳ね上がってからフローリングの床に叩き付けられたので、こんなことになってしまいました

倒れた直後は右の前腕の感覚が全くなく、手がありえない方向を向いていたので、自分でも完全に脱臼したとすぐわかりました

痛みで寝返りを打つこともできなかったので、仰向けのまま背中で床を這っていって手さぐりで携帯を探し当て、119番通報

救急でX線撮影した画像を見せてもらったら、見事に上腕骨と橈骨がずれていて、素人目にも明らかな脱臼

そして、二人のDrの手により、ものの1分もかからずに、麻酔もかけずに、外れた関節は元の形に整復されたのでした

その瞬間に、感じたのが

自分の前腕が戻ってきた!

脱臼によって、私の前腕は一時的に上腕にぶら下がっている異物のようになっていましたから

幸いにも、骨折が見られなかったため、処置はこれで終了

痛み止めの内服薬を二日分もらって帰りました

もしこれが、運動習慣の全くないアラフィフ女性だったら、骨折・手術となっていたかもしれませんね

日ごろからエアロはもちろんですが、ウェイトトレーニングをやっているので、骨密度はそこそこ高いと思います

これまで骨折や脱臼など、骨に関する怪我は一度もなかった私が、人生初の三角巾です

 

 

 

 

 

 

 

しかも右腕

字も書けない、お箸も持てない、PCも左手片手打ちだからえらい時間がかかる

なにより、レッスンできない

しばらくはレッスンは代行になります

いつも参加してくださるお客様、クラブ、代行してくださるインストラクターの方々、いろいろな方々にご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ありません

 

それと、

 

しばらく車を運転できない(´;ω;`)ウゥゥ

これがマジでツライ(+_+)

 


雨ごい

梅雨が明けました

 

と言っても、いったいいつが梅雨だったのだろう。と思うくらい、雨の降らない梅雨でした

そんな梅雨明けの2日後、レッスン先のクラブの会員さんから、これをいただきました

焼き物の河童です

ご自宅で、陶芸教室をされているそうです

よく見たら、メスの河童でした

水の神様の仮の姿とも言われる河童に、この夏の水不足を少しでも解消してくれたらと、思わずお願いしたくなりました(笑)


クルマもヒトもハイブリッド?

今日は私の出身地である足立区体育協会主催の、公認スポーツ指導員養成講習会の講師として、100分間の講義をしてきました

テーマは『身体のしくみと運動』

その中で、一番解説に苦労するのがこのパートです

 

 

 

 

 

 

筋肉を収縮させ関節運動を引き起こす際の、直接のエネルギーは、筋肉中のATPがADPとリンに分解されて生じるエネルギー

運動について専門的に学んだ方なら、記憶にあると思います

でも、筋肉内のATPの蓄えはわずかなので、同じく筋肉内にあるクレアチンリン酸を分解し、その時に生じたエネルギーを利用して、再びADPはATPに戻り、また分解されて筋収縮に必要なエネルギーを生み出します

これを、ATP-CP系と言いますね

単にリンを放出したり結合するだけの、比較的単純な化学反応によって起こるので、ATP-CP系は運動開始直後瞬時に力を発揮するときなどに、大切な役割を果たします

 

 

 

 

 

 

でも、クレアチンリン酸もそれほどたくわえがないので、ATP-CP系を作用させて運動できる時間は、せいぜい数秒間です

さらに運動を続けるためには、別のところからATP合成のためのエネルギーを供給しなければなりません

それが糖や脂質、つまり私たちが食物から摂取する栄養素です

筋肉中にはグリコーゲンとしてある程度の糖が蓄えられているので、その糖を分解してエネルギーを生み出し、そのエネルギーを利用してADPをATPに復元します

貯蔵型のグリコーゲンから、まずグルコースに姿を変え、さらにグルコースがピルビン酸に変化する過程で、エネルギーを生み出しますが、ATP-CP系に比べると反応にやや時間がかかります

これを解糖系と言いますね

 

 

 

 

 

 

ところが、解糖系を作用させていくと、どうしても乳酸が生じてしまいます

乳酸と言えば、おなじみの疲労物質です

あまりたくさん生じると筋収縮できなくなってしまいます

そこで、グリコーゲンが分解されてできるピルビン酸を、乳酸になる前に筋肉内のミトコンドリアという器官の中に取り込んで、そこでTCAサイクルという化学変化の過程を経て様々な物質に変化しながら、たくさんのエネルギーを生み出します

この酸化系では、グリコーゲンのような糖質の他に、筋肉中の脂肪酸をとりこんで、エネルギーを生み出すこともできます

この反応には酸素が欠かせないため、酸化系と言われます

ただしさらに反応が複雑になるため、より時間がかかるようになります

また、呼吸で取り込んだ酸素が充分な量筋肉に供給されるまでには、時間がかかるので、運動開始からTCAサイクルが十分働きだすまでには、やはり時間差が生じます

 

 

 

 

 

 

この説明をどうしたらわかりやすくできるか考えた時に、ふと思いついたのが、ハイブリッドカーでした

バッテリーに蓄電された電気で作動するモーターと、ガソリンを燃やして回すエンジンの、二つの動力を併せ持つのがハイブリッドカーですね

ハイブリッドカーは、停止した状態から車が動き出す際の、一番力が必要な時には、瞬時に大きな力を発揮できるモーターの動力を用いています

これはまるでATP-CP系ではないですか(笑)

しかし、バッテリーの蓄電量だけでは長くは走れないので、ある程度加速すると、今度はエンジンの動力でガソリン車と同じように走ります

そしてその間にバッテリーにふたたび電機が蓄えられていきます

バッテリー=ATP-CP系

エンジン=解糖系・酸化系

と例えてみたら、なんともつじつまが合う!

エンジンのエネルギー源であるガソリンは、足りなくなりそうだったら給油すればいいわけで、これは私たちが食物から糖や脂質というエネルギー源を摂取するのといっしょですね

 

またまた、人の身体を車に例えてしまいました(笑)

ちなみに、私の車は二台ともハイブリッドではありません

モーターのアシストによる力強い発進力はありませんが、その分アクセル全開で頑張っています