父の日に思う

昨日は父の日でしたね

日曜は朝から晩までレッスンなので、私の場合は母の日も父の日も、1日遅れになります

今日、用意しておいたプレゼントを、私とダンナのそれぞれの実家に寄って、2人の父に渡してきました

母の日も父の日も、必ず両親と義父母に、なにかしらおそろいの物を渡しています

今年の父の日のプレゼントは、水で濡らして絞ると冷たくなる、いわゆる冷感タオル

それぞれに柄違いの物を用意しました

2人とも後期高齢者の仲間入りをとっくに果たしている年齢で、それなりに持病もありますが、介護のお世話になることもなく、自宅で生活しています

歩いて散歩にも出かけるし、庭の草むしりもします

これから本格的な夏を迎える前に、高齢者の熱中症対策になればと思い、選びました

 

実家に寄った時に、父が近況をいろいろ話してくれました

そんな中でいつも話題になるのは体のこと

この15年くらいの間に、前立腺の手術をしたり、肺ガンの手術をしたり、冠動脈にステントを入れたりと、歳相応にいろいろな経験をしてきました

そのため、現在は特に症状はないものの、定期的な通院は欠かせません

泌尿器科、呼吸器科、循環器科と、それぞれが違う病院への通院となり、たまたま最近これらの通院が重なったため、それぞれで採血やCT検査などを受け、疲れたとこぼしていました

 

そんな父の愚痴を聞いて思ったこと

高齢者に限らず、複数の医療機関に通院している人は少なくないと思います

最近は、薬の飲み合わせや過剰な処方を防ぐために、お薬手帳を携帯して、他の医療機関で処方された薬の情報を共有できるようになりました

これと同じように、いつどこの医療機関で何の検査を受け、その結果がどうであったか、すべての医療機関で共有できるようなシステムがあったら、患者の負担は今よりずっと軽くなりますね

もちろん、医療費の大幅な削減につながります

臨床検査技師さんは仕事が減ってしまいますが

そんな政策を掲げる候補者が、今度の参院選に出馬したら、投票しちゃうかも(笑)

 


大阪夏の陣

今年の夏、3年ぶりに学会発表します

8月24~26日に大阪体育大学で開催される、第67回日本体育学会大会です

テーマは『日本のフィットネスクラブにおけるスタジオプログラムの変遷~プレコリオプログラムの台頭とその背景および今後の展望〜』です

そもそも、なぜこのテーマで発表することになったかというと・・・

昨年度より日大薬学部の非常勤講師を勤めていますが、そこでご一緒させていただいている、エアロビクスインストラクターとしては大先輩の田中雅子先生との茶飲み話?から始まりました

指導歴30年余りの田中先生も、そして今年でインストラクター20年を迎えた私も、20世紀から21世紀にかけて激変するフィットネス業界、とりわけスタジオプログラムの変化を目の当たりにしてきました

そんな中、健康体力分野の研究に関わる大学の先生方、研究者の方々の中には、いまだにフィットネスクラブではハイレグのレオタードを着てエアロビクスをやっている、というイメージを持たれている方が少なくありません

いかに、学術研究領域と、フィットネスの現場が乖離しているかを、時々いやというほど感じることがあります

そんな学術研究の場で、今のフィットネスを知ってもらいたい、という意図があります

もちろんそれだけではありませんが、それはまた追々述べるとして・・・

 

もし、このブログを読まれたインストラクターの方やフィットネスクラブで働くトレーナーの方でグループエクササイズのクラスをご担当の方がいらしたら、ぜひ下記リンクへアクセスし、アンケートにご協力ください!

皆さんの回答を反映した発表で、大阪で奮闘して参ります!

http://www.jafanet.jp/hnblog/2016/06/post-92.html

 

 


言葉の一人歩きその①

週一回非常勤講師として、日大薬学部でスポーツ科学実技という授業を担当しています

私の担当種目はフィットネストレーニング、いわゆるジムでのトレーニングです

 お隣の理工学部の体育館にあるジムをお借りして、学生達に各自の目標設定をしてもらい、その目標に見合ったトレーニングを実践するという授業です

学生達は毎回の授業毎に、実践したトレーニング内容やその日の感想を、トレーニング日誌に記録しています

半期の授業なので、前期もそろそろ折り返しの時期を迎え、先週の授業の際にそのトレーニング日誌を回収しました

 オフの今日は、約60名分の日誌をチェックし、一人一人に簡単なコメントを書きました

 

その作業中気づいたことが

 

トレーニング日誌には、施設にあるエアロバイクやトレッドミルなどはカーディオトレーニングとして、ウェイトトレーニングマシンはレジスタンストレーニングとして、それぞれ実施した強度や時間または反復回数を記録するようになっています

また、それ以外にスクワットなど自体重でのトレーニングについては、その他の項目で記入するようになっています

その記録の中に『体幹トレーニング』と記入している学生が少なからずいました

いったいどんなトレーニングをしていたのか?と、最近の学生達のトレーニングの様子を思い出してみると

 

思い当たりました

 

うつ伏せから両肘を床につき、脚をそろえて爪先をたて、肘と爪先の3点支持で体をまっすぐに保つという、体幹のスタビリティトレーニングです

 

 私は教えた覚えはないのですが、おそらく多少トレーニングに興味のある、あるいは高校時代部活でやった経験のある学生の一人がやり出したのを、他の学生も真似し出したのだと思います

 

体幹トレーニングといえば、最近はアスリートのトレーニングの一つとしてテレビなどで取り上げられることが増えましたね

体幹トレーニングに特化した、トレーニング本も出版されています

 そのためか、どうも最近この『体幹トレーニング』という言葉が一人歩きしている気がしてなりません

 

そもそも体幹とは?

その字の通り、腕や脚を木の枝に例えた時の幹の部分、つまり胴体の部分を表します

 そのトレーニングとなると、この胴体部分の筋肉を強化したり、胴体部分の主な骨格である脊柱の運動や安定性に関わるトレーニングと解釈できます

つまり、昔ながらの腹筋や背筋トレーニングも立派な体幹トレーニングなのです

それが、近頃は『体幹トレーニング』というと、何やら従来のトレーニング方法とは一線を画した、新しいトレーニング方法のような匂いを放っているような気がしてしまいます

 

本来なら、昔から行われている腹筋背筋、アブドミナルやバックエクステンションマシン、ダンベルを持って行うサイドベント、さらにはピラティスなども、みんな体幹トレーニングなんですけどね

腹筋台で一生懸命お腹を鍛えている人に向かって

お前、これからは体幹トレーニングをやらなきゃだめだぞ

なんて言い出す人が出ないことを祈ります