トイレの回数を減らして熟睡できる方法
本日東京は1日雨模様☔
気温はなんと11月上旬並み💦
シニア若返り体操の専門家
上級睡眠健康指導士の
ねつひさこです!
暑いと
暑さで熟睡できない
寒いと
夜中に何度もトイレに起きて
熟睡できない
シニア女性から
そんな声を
聞くことがあります。
私自身も寒くなると
トイレに数回起きてしまうことも
ありました。
眠りの質は
年齢とともに低下します。
身体の様々な機能と
一緒ですね。
また、若いうちは
夜間、抗利尿ホルモンが分泌され
尿意は少なくなりますが
年齢とともに
このホルモンの働きが
悪くなり尿意で
目が覚めてしまうんです💦
だから
夜トイレに起きる回数は
60代であれば1回
70代で2回程度であれば
通常の範囲と言えます。
一方、夜間に
2回以上トイレに行く高齢者は
死亡率が2倍になるという話も
あります。
また転倒のリスクも2倍になり
慢性的な睡眠不足に
なりやすい。
もしあなたが
夜中に何度もトイレに
起きてしまうようなら
これから述べることが
原因かもしれません。
✖水分、カフェインの取りすぎ
たくさん汗をかく夏場以外は
寝る前の水分は口を潤す程度に
しましょう。
シニア世代において
脱水が脳梗塞の発症因子として
報告されていますが過度の飲水が
いわゆる血液サラサラにして
脳梗塞を予防する
エビデンス(科学的根拠)は
まだありません。
「夜間頻尿診察ガイドライン
(第2版)」より
また
カフェインやアルコールには
利尿作用があるので
控えめにしてください。
塩分の取りすぎも
過剰な水分摂取に
つながり
トイレに行く回数が
増えますので
気を付けましょう。
✖寝室が寒い
「部屋が寒ければ布団を沢山かけて
寝ればいい」
そう思っていました。
実家の長野の冬は
何もつけないと
部屋は一桁の室温です。
でも冬、
夜中に暖房をつける
習慣がなかった私たち夫婦は
帰省した際
電気毛布だけで寝ていました
忘れもしない数年前
1月2日の朝
夫が頭が痛くて
朝、目が覚めました。
両手が異常にむくんでいます。
風邪もひいてしまいましたが
両手のむくみは
1か月以上も続きました。
急激な温度差が原因でした。
血圧が上がり、ヒートショックを
起こしたのです。
1歩間違っていたら
死につながっていたかも
しれないと思うと
背筋が凍ります💦
室内の温度は18℃未満は
深刻な健康被害が現れる温度です。
エアコンと加湿器を併用して
室温を適温に保ちましょう。
✖内臓が冷えている
内臓が冷えていると
膀胱の筋肉が収縮して
尿意をためる量が少なくなったり
尿意をおこす神経を刺激して
トイレが近くなります。
内臓を温めるのは
腹巻がお勧めです。
特に下腹部が冷たい場合は
深部から冷えているので
厚手の腹巻がいいでしょう!
私は
★寝る1時間~1時間半前に
お風呂にゆっくりつかる
★腹巻をする
この2つで
夜中にトイレに行く回数が
減りました。
以上
まとめると
改善策は
眠る前に
1. 水分・カフェインを控える
2.部屋を暖める
3.内臓を温める
ただし夜間頻尿は他の病気が
原因の場合があります。
改善がみられず日常生活に
支障があるようなら
泌尿器科を受診しましょう。