共感疲労
午後の体操教室
70代後半のUさんから
こんな訴えが・・
シニア若返り体操の専門家
ねつひさこです!
「先生、今回の(能登半島)地震で
メンタルをやられてしまって
体調があまり良くないんです。
今日は様子見て動きます」
地震が起こって
20日以上たち
同じように不調を訴える人が
少なからずいるようで
それが「共感疲労」です
報道などで目にする被災者の様子を、
自分のこととして受け止めすぎたり
『大変だろう』などと共感したりして
精神的に疲れてしまうのです
共感疲労の症状は
無意識に身体に力が入る
食欲の減退あるいは
過剰に食べてしまう
無気力、やる気が起こらない
罪悪感を感じる
不眠になるなど💦
特に
感受性豊かな人や
周りに気を遣う人
困っている人を助けたい人
過去に同様の経験をした人などが
共感疲労を招きやすいと
言われています。
確かに
Uさんは感受性が強く
周りに気を遣う方・・。
対処法は
①情報のコントロール
テレビなどをつけっぱなしに
すると情報がどんどん入ってきて
しまうので時間を決めて見る
②誰かに話す
自分だけで抱え込まないで
信頼している人などに気持ちを
聞いてもらう
③オンオフを切り替える
交感神経が働くと脳が興奮します。
ストレッチや呼吸などで
神経をリラックスさせる
ということで
今日の体操はいつも以上に
呼吸エクササイズを
多めにしてみました。
すう呼吸は
交感神経、
はく呼吸は
副交感神経と
結びついています
交感神経は
活動する時に働き
副交感神経は
リラックスする時に働きます。
イライラしたり
不安な気持ちになったら
はく呼吸を長めにして
リラックスしていきましょう!
いつもは
早めに帰るUさんですが
今日は最後まで
参加していただきました💓