運動より大切なもの!
緊急事態宣言中ではありますが
東京のスポーツ施設は少しずつ
再開されております
健康運動指導士
ヘルスケアシニアアドバイザーの
ねつひさこです!
金曜日の体操サークルが
1か月半ぶりに再開されました。
1か月半ぶりかぁ~💦
もっと長い間、皆さんと
会えてなかった気がします。
久々の再開とはいえ
関東は朝から暴風雨☔
92歳2名を筆頭に80代世代が
中心のサークル(創立36年)
このお天気では参加者は
少ないだろうなあ~
しかし教室が始まったら
会員数30名中25名の参加者!!!
(2人の92歳ももちろん参加!)
恐れ入り谷の鬼子母神さまでございます(笑)
「この日を待っていたのよ」
「家にずっといると身体も動かさないし
気持ちも滅入っちゃて嫌になった」
「みんなに会いたかった」
と、口々にお話ししてくださる。
なかでも
終了後、私が帰る時に近くに
寄ってきて
「趣味の集まりなど、ぜんぶお休みで
外に出る機会がほとんどなかったから
体力も気持ちもぎりぎりだった。
だから体操サークルの再開の連絡を
いただいたときは本当に嬉しかった。
再開してくれて本当にありがとう!」
旦那様を一年前に亡くされ
一人暮らしのこの方は
目に涙を浮かべて喜んでくださいました。
この言葉を聞いて私もホントに嬉しかったし
心を打たれました。
と同時に
シニアの方にとって体操サークルは
運動をするためだけの場ではない
ことを改めて実感!
「良好な人間関係は、
最大で15年も寿命を延ばす」
というアメリカのブリガムヤング大学の研究があります。
この研究は、
過去に発表された論文をもとに、
30万人分以上のデータを調査し、
寿命を伸ばすのに効果的な要素を
明らかにしたもので
どれくらい効果的かというと、
定期的なエクササイズや
ダイエットと比べると
3倍ほどの効果があり、
禁酒・禁煙さえ上回るというのだから
驚きです。
単身世帯が多いシニア世代
ログインさえわからない高齢者の方々
孤独より孤立が心配です。
そんな方たちにとって体操サークルは
人とのつながりの場でもあります。
コロナ禍ではありますが
そんな場が一つでもなくならないよう
心から願っています。