1杯のココアは大人なお値段と大人なお味

誰かと出会い、そして誰かと離れることには、長らくの経験から慣れっこなはずなんです。

能天気であり、ある意味鈍感で、そしてめんどくさがりな私は、整理することに対してものすごく低速です。

出会いと別れを繰り返していく中で、仲間が自分とは別の道を選び共有してきた場所から去ることも、一人でそこに残ることや、そこに一人でいることにも慣れ、孤独やその寂しさなんてものは感じないと麻痺させながら麻痺しながら、自分の選択をしてきました。

ポジティブな考えで前向きに自分の心に素直になった結果の決断がそうであっただけで、別のステージに進むことでの【分かれ】は本来は一緒に喜ぶべきことだとしても、

『何も変えない』を選択する者の立場としては、やっぱり【淋しい】が残ります。

わかっていたのに涙が出たのは、彼女の人柄。

写真を見ながら涙が出るのも、彼女の人柄。

このケーキの写真を見る度に、きっと彼女からもらったたくさんの言葉の贈り物を思い返しては心にまた刻み、ノッシノッシと歩んでいくのでしょう。

フォルダに入っている150枚の写真よりも、いまはたった3枚の写真のほうが心にズシンと響きます。

永遠の別れなわけじゃあるまいし、すぐに連絡もとれて、すぐに会えるけど、、、

(´•̥  ̯ •̥`)

同じ空間で同じものを共有できなくなったこの寂しさを、一旦は整理しなければ前に進めない気がします。

駅へ向かう途中、キャリーをガラガラ引きボロボロ落ちる涙を拭いながら歩く姿…

真っ赤な目で切符を買い…

電車に乗って座席に座ってはまた涙を拭い…

大荷物を持って人目も気にせず泣きじゃくる34歳は、

悲劇のヒロインに見えたことでしょう…汗

ココア、1,000円(,,꒪꒫꒪,,)

人生史上一番高いココアは、

あったかくてちょっとビターな大人のお味がしました(笑)

また集って、1,000円ティー飲もうね~❣️

mana

関連記事一覧