呼吸の仕組み

男女の身体には
構造上の違いが少なからずあります。

✅肩幅
✅骨盤(男性:狭く深い、女性:広く浅い)
✅筋肉量
✅皮下脂肪量
✅生殖器
✅ホルモンバランス
など・・・

それに伴い、
呼吸の仕方にも違いがあると言われてきました。

疲れやすい部位や
痛みやコリの症状が出やすい部位も
男性は「腰痛」、女性は「肩こり」と違いがあります。

これは身体の特徴と呼吸が背景にあります。

本来の呼吸運動↓

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男性は【横隔膜の過緊張】が見られます。

呼吸でいうと、吐くことが苦手な人が多いです。

吐けないということは
体内に二酸化炭素が多く残ることに繋がり、
身体は酸素を多く取り込もうとします。

横隔膜は吸うときに収縮するので、
それを繰り返すと横隔膜がかたくなります。

昔は外で働く男性は常に気を張り緊張が続くストレス状態であるという理由から、横隔膜がかたいのは男性に多いと言われてきました。

いまはきっと
そういう女性も増えているでしょう。

しょぼくれた姿勢で人前に出るわけにもいかず、
胸を張ることを続けていくと
肋骨の下の方が広がり
横隔膜は緩みにくくなります。

それはつまり、「吐けない」に繋がり、
横隔膜がうまく動かないので
腹腔内圧が高まらず体幹は不安定になります。

だから起きるのが、腰痛!!!

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女性は下着着用と、過度なダイエットやお腹を凹ませて細く見せたいという意識から、そもそも横隔膜がきちんと使えていないことが多いです。

横隔膜の柔軟な動きがない場合、副呼吸筋というものを代用して呼吸をすることになります。

副呼吸筋は首や肩周りに集中し、
酷使すると首こり・肩こりなどが起き、
ストレートネックなどの姿勢不良が起きます。

ホルモンバランスを崩しがちな女性は、
呼吸そのものも浅くなるため横隔膜が使えず、
結果的にしなやかな女性らしい身体から遠ざかります。

男性に比べて腹筋群が弱いのも
女性が横隔膜が使いにくい理由の一つです。

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このように、
男性はとりあえずは吸えるし横隔膜が動くので腹式呼吸優位、
女性は横隔膜が動かないので胸で呼吸せざるを得ないことから胸式呼吸優位と言われています。

ではどのように質の良い呼吸をすればいいのか。

まずは、心の緊張をほぐすこと💡

ストレスがあるうちは外からアプローチし続けても、根本的な改善はできません。

ストレスを抱えているという自覚の中で、
「そんな自分もたまにはいいよね♡頑張っている証⭐︎」と想ってあげることと、
贅沢に自分のためだけに使う時間を持って、
セルフハグをすること🌸

みぞおちや肋骨周辺をほぐすこと💡

触れてみて柔らかいと感じるくらい。
理想は、手の指の第二関節が肋骨下に入るくらい・・・

呼吸がしやすい環境づくりを忘れずに。

背骨をあらゆる方向に動かし緩めること💡

背骨の動きを柔軟にできれば動きに関与する筋肉の伸縮がスムーズになり、呼吸の際に自然に全身がほぐれストレッチされるようになります。

呼吸は一日2万回以上行われています。

普段の呼吸の数だけストレッチされていたら硬くならずに済み、運動するための準備運動としてのストレッチで苦労せずに済みます。

首・肩こり・腰痛からも遠ざかりますね⭐︎

呼吸を意識して行う時間を設けて、呼吸の確認をし訓練すること💡

呼吸の長さ・強さ・量、それらに伴う体の伸び・開き・動きを感じて、いろんな呼吸のコントロールができるようになりましょう🍀
呼吸で全身がゆらゆらふわふわと動くのが理想⭐︎

立って、座って、横に寝転がって、あおむけ、うつぶせ、あらゆる体勢で呼吸をするのもオススメ⭐︎

🧘‍♀️

「深い呼吸をしましょう」と言われても、
上手にできない人も多いです。

深い良質な呼吸の感覚が掴めない人も…

心のリラックス、
そして全身の緊張の仕組みを理解しての緩みのテクニックで、
深い呼吸ができるように誘う✨

運動に欠かせない呼吸については、
運動指導者に教えてもらうといいですよ♡

🧘‍♀️

呼吸は一日中できる【運動】です✨

イイ呼吸をするだけで、身体が変わる✨

毎日2〜3万回の【運動】
あなたはイイ運動していますか???

今日もありがとうございました❤️

また来週♪

mana

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