6年ぶりのあの店で

この前、ゆめと久しぶりにたんとへ行きました。

おそらく最後に行ったのはゆめが一年生の時。

入学早々に「学校に行きたくない」と言い出し、
毎日葛藤していたあの頃。

行きたくないなら行かなきゃいい。
行きたくなくても行かせたい。
行かせたいけど可哀想。
可哀想だけど、私も泣きたい。
私も泣きたいけれど、それどころではない・・・

「まさか我が子に限って…」が突然きたことで、
なぜなぜどうしてどうしてよ〜?
どうしてなのぉぉぉぉ?
と、毎日叫んでいました。心の中でも外でも。

カメラを向けられると笑ってピース(笑)

この写真は動画のスクショですが、
動画の冒頭で撮られていることに気づいた瞬間です。

それが、、、

こうなった理由は、
「明日学校は?」と訊かれたから。笑

しばらく考えて『わからない』と答えます。

そして
「さっき自分でなんて言ったの?」と問われ、

この顔で、
『行くって言った〜』と。笑

その後、わからない行きなさいわからない行きなさいの押し問答があって、

最後はこの顔。笑

予期せぬことがそれまでの平穏無事な子育ての中に突然起こり、なかなかにきつい始まりだった小学校生活ももうすぐ終わります。

半ば強制的に…騙すようにして…
無理やりという言葉と
冷静で毅然とした態度という言葉と…

担任の先生は後者の言葉を選び
『だからこそ』と登校できるようになるまでの私の行動を認めてくださりましたが、
(もう少し心が動くのを待ってみてもよかったかもしれない)と思ったり、
(あぁしたから今があるんだ)と思ったり、
結論としては何が正解だったかはわかりません。

けれど、ゆめが学校に行けるようになって、
いまの現状がよかったと思えて幸せならば、
きっとあの頃の私の対応は正解だったのだと思います。そう思いたいです。

公文の先生をしているといろんな子に出会いますが、我が子を育ててきた記録と記憶が一番保護者様の役に立ちます。

応援や励ましにもなり、
こんな時はね・・・
こんなこともね・・・
をたくさん持っていることで、
子育てのヒントや材料をギフトできます。

そういう意味では、
小学校入学後の出来事や
中学年で経験したギャングエイジ特有の出来事、
その他あらゆる場面で経験した、本意ではなかった出来事のすべてが生かされます。

『うちの子も実は…』はまさかのことですが、
意味や価値をもたせることで理由ができます。

鬼のように低い声で話しかける動画は観ていて自分でもゾッとしますが…必死さも伝わるので勘弁しましょう。笑

1ヵ月後、
またも『行きたくない』と言わないことを願っています🍀

心が壊れるくらいなら行かなくていいけれど、
行ってほしいと願ってしまうのは
自分の学生時代が楽しかったからだと思います。

その時経験していたら世界が180度変わるかもしれない学生時代のすべては、その時にしか味わえない限定的なものです。

世間体とか常識とかそういうことではなく、
ただ単純に学生時代に紡げる物語のページを面白おかしく紡いでほしいから、
新しい出会いと新しく触れる環境にワクワクしながら春を迎え、夏を迎え、秋冬…と中学校生活の3年間を思いっきり楽しんでほしい。

中学受験をしていたら違う世界があったわけですが、それを選ばなかったのは自分。

たらればを言わず、
もしかしてあっちの道を選んだほうがよかったのかもしれない…と後悔することなく、
「やっぱりこっちでよかった⭐︎最高だ!」
と思えるように自分で道を切り開いてほしい。

持ち前の
明るさと
楽観的な姿勢と
優しくて強い道徳心と
独創的で豊かな思考とで、
周りと調和しながらも
どこかひとつ抜きん出て光る個性を輝かせながら
楽しく過ごしてね⭐︎

【生きている】を実感しながら。

スカート丈を短くしようとしたり、
個性的なワンポイントの靴下を履こうとしたり、
学生時代の自分を思い出しますが…♡
先生に目をつけられて、注意の電話がかかってこないことを願っています(笑)

できることなら、
私のように真面目な優等生でお願いします♡

約6年ぶりのお店で、
笑顔で学校の話をする姿に
じーんとしたママでした。

mana

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