厄払いには娘の笑顔

『世の中は不条理だ』

と、大好きな人が言う。

そんなことがまかり通っていいのだろうか…という残酷な現実を目の当たりにして、胃がキリキリ。お腹が痛い厄年の秋。

非情な言葉が人を傷つける。

愛のない思いやりのない優しさの欠片もない、非情な言葉の羅列が人を苦しめる。

口約束はしてはいけない。

信用できるに値するまでは尚更。

噂話にも耳を傾け、少しの疑いが残るうちは決断してはいけない。

噂には尾ひれがつきものだけど、それでも人の口から語られることになってしまった事実の裏には必ず原因があるから。

無知でいてはいけない。

無知な自分と無垢な自分が誰かのせいで苦しめられ痛めつけられ、何も悪くない自分の愚かさを哀しむ時が来るから。

人に好かれようと生きることは疲れるからしない。

それでも、人に忌み嫌われるような生き方をする自分を肯定するような人にはなりたくない。

絶対になりたくない。

何かを成し遂げるために誰かを犠牲にしたり誰かを傷つけても良しとすること、そんなことが当たり前になってはいけない。

それでもいいと思ってはいけない。

そうなってしまっていることに気づけないような大馬鹿者には絶対になりたくない。

そんな人が誰を幸せにできるんだろう。

幸せに導く未来の前に不条理があってはいけない。

どうして誰かが泣いてしまうようなことをするんだろう。

どうして誰かを傷つけてしまうかもしれない可能性を0にできないんだろう。

心ない言葉に傷ついた悲しんだと言う前に、自分が傷つけ悲しませ、時に怒らせてきた人たちがいることを無視しないでほしい。

大きくて強いということを盾にして、

鋭利な刃物を闇雲に振りかざし誰かを守ることを正義だと謳っても、

例え傷ついた人が一人だったとしても、

誰かを傷つけるような間違った戦い方は、

それで救われる人がいたとしても真の正義とは言えないと私は思う。

『人生辛くなったら下を向け!ゆめがいる!』

どなたかの言葉に【ゆめ】とはめ込んだようですが、どんより暗い顔をしている私にこの言葉は沁みました。

下を向いたら、

ゆめがいる!

大丈夫!!!!

mana

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