金八先生の言葉から

2019.2月 教室だよりより

『立派な人にならなくていいの。どうか、感じのいい人になってください。』
金八先生で好きなセリフです。

すごく暇を持て余した夜に、YouTubeで久しぶりに観た金八先生で一人号泣しました。

今の時代にも身近にある問題が取り上げられているので、子どもたちにも見てほしいと思いますが、過激なシーンもたくさんあるのでそこが悩みどころ…。

けれど
あの熱い眼から零れる涙と
熱いハートから溢れ出る言葉が、
まっすぐに胸に突き刺さり
日常の在り方を変えてくれます。

 

『挫折にしろ、無念さにしろ、自分の能力の低さにしろ、自分というものに出会ってから人生ははじまる』
この言葉も大好きです。

失敗することを恐れる子が多いです。
失敗しそうだと予想しながらそのままにしてしまう子が多いです。

失敗=悪いこと、ではなく、
準備が不十分であることが失敗。

英語の音読発表の前に「読めないかも…」と言う子には不安な箇所を一緒におさらいして『大丈夫だと、自信をつけてから来なさい』と自席に戻します。

大人のエアロビクスでも、手の振り付けをつけると間違える人が大勢います。

それもそのはず、脳トレなので間違うことを前提に難しい振りをつけているのですから♬

「堂々と間違えて♪ 中途半端が一番イヤ!」と何度も伝え、堂々と間違えてもらっています(笑)

 

間違いを人は嫌います。
恥ずかしいのは誰でも嫌です。

けれど、間違うことは悪いことではない。

『間違ったら、間違いを知れたことにラッキー♪と思えばいいよ!』と娘にも伝えています。

そういう雰囲気をつくると、
間違うことを恐れず能動的にのびのびイキイキと物事を楽しむことができるようになります。

エアロビクスのクラスなんて笑いすぎて動けない人がたくさんいますよ♪

「脳が進化してよかったね!」と言うと、また笑いが生まれます。

緊張感は一生懸命に苦労と準備をした人だけが味わえるものです。

音読やテストで緊張してしまう子もいますが、
それまで一生懸命取り組んできたのだと見ていて嬉しくなります。

緊張を楽しむなんて難しくてできないと言う人もいますが、緊張で心がザワザワする時間も自分の大切な時間です。

緊張している自分を面白いと思えたら最高だなと思いながら、私も日々緊張と闘っています。

 

『人間として、ひとつでも品格の高い階段をのぼれるように努力しよう』

やっぱり金八先生素敵です♡

 

mana

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