大正から令和へつなぐ
「最初はほんとにもうね、全身が痛かった!きつかった!けどね、だんだん慣れてきて、先生に言われたとおりに体を動かしてたら、動かし方がわかってきて、自分なりに、本当に自分なりでまだまだなんだけど、気持ちよくなってきた!きついけどね!笑」
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「先生さ、かっこいいよね!一生懸命コミュニケーションとろうとしてくれてるのはよく伝わる!けど、話す機会がなかなかないからさ、先生ってどこから来てるのかなー?とか、独身なのかなー?とかさ、知らないことだらけだよ!子どもがいるなんてびっくり!カッコイイよ!しかも美人!新潟にいたの?こんな美人が?!」
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美人て言われたこともきちんとブログに書く(笑)
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「先生の笑い声がとにかく最高だよね!私はその笑い声で救われているよ!」
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レッスン終わりの駐車場までの帰り道。
5分もないほんの少しの時間の会話☆
嬉しかったから、何を言われたかよく覚えています😊
特に、笑い声で救われている。が嬉しかった。
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スタジオレッスンと比べて、プールレッスンはお客様と直接お話しする時間は少ないです。
レッスン中はアイコンタクトとジェスチャーでコミュニケーションをとりながら進めますが、
開始前と終了後は挨拶と交わす言葉もわりと少なめ。
だから、レッスン終わりにお話ができてとても嬉しかったし、楽しかった♪
蒼くある緑が若者だとしたら、
黄色やオレンジや赤の葉は徐々に味わいをみせてゆく大人の姿そのもの。
秋の紅葉は、人の生き様を表す。そんなふうに思います。
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昨日のブログともリンクしますが、
誰かよりも歳を重ねているということは
誰かに自分の「味」や「風情」を見せることだと思っています。
その味や風情を噛みしめ見習うことが人生の先輩に対しての敬意であり、
後に続く者に気づきや学びを継承することが少し先を生きて歩んできた者の使命。
私のお客様の最高齢は94歳ですが、
そこにいらっしゃるだけで他のお客様の士気が上がります。
運動を続けることでこんなにも元気でイキイキといられるということを体現してくれている、私にとってもありがたい存在です。
老いること、生きることの様を明るく照らし証明してくれているかのよう。
自分が老いていく未来にも希望がもてます。
年長者はありがたい。
もっといろんなことを教えてほしい。
お客様皆さまに教えていただいていることの全てを、私は同世代を生きる人やこれからを生きてゆく子どもたちに伝えています。
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94歳は大正生まれ!
✨大正生まれってすごい!✨
大正生まれの方から教わったことを、
令和生まれの子どもたちにこれから伝えていくと思うと、なんだかワクワクします❣️
時代の移り変わりとともに、
きっと変わっていくものもあるけれど、
人が人へつないでいくものは
変わらないんじゃないかなぁと思います。
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「94歳が頑張っているんだもん、60代なんてまだまだだね!なんだそうか、まだまだ全然頑張れるんだ〜よし!来週もやるよ!自分なりにね♪」
歳をとる=諦めることが多くなる
これは間違い。
私はまだ若いほうだから、
実際に歳をとっての身体の変化すべてはわからないけれど、諦めるのではなく、形を変えて、変わっていくものと上手に付き合いながら楽しむ!をお手伝いしたい☆
そのための運動指導者です。
丸くなった背中は愛おしいけれど、
シャンとした背中のほうがカッコイイし体も心も喜ぶから…
「背中にものさし!」
「足見えないよー!」
「後頭部はお水!」
「お尻が重そう!」
と、イケイケなレッスンをする(笑)
鍬間、今日も優しい先生でした♡
mana