学びについての考え方(子育て真っ最中のママたちへ)

今日は宿題についてお話ししたいと思います。
(あくまでも私の主観)

皆さんは宿題はなぜあると思いますか?

諸説あると思いますが、始まりは『夏休み』にあったようで、新年度が始まり3ヵ月コツコツと続け身についた学習習慣が長期休みによって崩れてしまうのはもったいない!という考えから【宿題】という仕組みが始まったようです。

学校の宿題の量や質は日によってバラバラです。

学校の宿題は、その日の授業のおさらいや強化したい単元が主に出されます。

授業で学んだことがどの程度身についているのかの確認でもありますし、授業中には理解していたつもりでも別の形式で出題された際に使える知識や学びとして習熟できているとは限らない…

インプットからアウトプットへ繋ぐ架け橋となるのが、宿題です。

公文(学習塾)の宿題も同じように、
反復することで理解度を高め、
答えを導くまでの過程における頭の回転と書くなどの作業スピードを速め、
理解と応用の完成度を高めるために出しています。

もちろん、
出された宿題はすべてやったほうがいいです。

強化すべき箇所の宿題は、
次のステップに進むための踏切板です。

同じプリントを繰り返しやることの意味は、
同じプリントでも学習中の思考の働き方やそれに伴う作業の仕方が異なるからです。

同じ問題も別角度から捉えることができれば、
ミスが減り、
答えを出すまでの速度が変わり、
作業効率が上がり、
質が高まります。

大切なのは、
宿題を通して【考えること】です

学習習慣とは、学習を毎日継続的に行うこと??学生の場合の多くは、家庭学習のことを示しています。

習慣とは、
同じ状況のもとで繰り返された行動が
状況に応じて安定化し、
自動化されて遂行される場合を指していいます。

つまり学習習慣は、
宿題をすることという単純な話ではなく、
習い学ぶことを止めないということになるのではないでしょうか。

✏️

学習(がくしゅう)とは、
知識・行動・スキル(能力)・価値観などを
新しく獲得したり修正することで、
生理学や心理学においては経験によって行動が変容することを指します。

現在教室にいる子どもたちの中でも、
宿題枚数が0枚だった期間を経て今に至る子がいます。
りょ、りょ、両手で数えられるくらい(^^;;

けれど、「0枚だった期間を経て」なので、
いまは違います。

プリントを机の引き出しにひたすら隠し続けていた子も、
公文バッグに溜め込んでいた子も、
ジュースなんかでプリントを濡らしてゴミにし続けた子も、
今日もやってこなかったと正直に申告して毎回まっさらなプリントを提出していた子も、
(まだ他にも笑えるエピソードはたくさんありますが割愛)
いまはみ〜んな宿題をやってきています。

全員進度が低いかといったらそうでもなく、
もちろん学年を越えた学習をしているし、
オブジェをもらったり、
進学校にすすんだりしています。

なら宿題を怒りながらも頑張ってやらせるなんてバカバカしいとは思わないでください。

そこに至るまでに、
全員が0枚期間を挽回するくらいの並々ならぬ努力をしています。

✏️

宿題はやったほうがいいに決まっているけれど、
やらなかったとしても怒るようなことではない…というのが私の考えです。

大切なのは、
①その行動に理由があること
②その経験を生かすこと
③考え続けること
です。

宿題0枚期間から脱出するのも経験と成長です。

0枚期間で感じていた心の動きや、
他者から受けた影響それに伴う自身の振り返り、
抜け出すまでの模索時間、
抜け出す瞬間、
そしてその後…
この過程すべてに意味があり、
それはそれでひとつの貴重な体験です。

もちろん宿題を一度も残さなかったということは、将来確実に自信となり財産となり強みとなります。

宿題をやったやっていないの2つだけで判断するのではなく、子どもたちの心と行動を洞察して寄り添いたい⭐︎
そんなふうに思います。

✏️

宿題ができない日でも、
何かを深く考えることをしてほしいです。

書くだけがすべてではありません。

思考や学びの整理・気づき・なぜを問い考える…
頭の中でもできることはたくさんあります。

常にアンテナを張り、
なぜ?どうして?に対して自分なりの答えを持つこと💡
それを繰り返すことが毎日の中でより多いほうがいい。

最終形態は自分でそれができるようになることですが、
幼い子どもたちにはまだそれを習慣化することが難しいので、
宿題という形でいま何を考えればいいのかを誘導していきます。

中高生になると自ら考え、
自分で優先順位を決め、
ペースを肌で感じコントロールし、
計画的に動けるようになります。

そこまでくると、
宿題でこちらが誘導する意味をもちません。

「学びを止めるな」とは強く言いますが、
「宿題をしなさい」とは言いません。

小学生が宿題ができなかった場合は、
✔️なぜできなかったのかきちんと理由を自分で言えること
✔️正直に言うこと
この2点を大切にします。

学力を高める有効学習量があって、
今後の成長の期待を込めて熟慮した宿題を出していますが、
枚数がこなせなかったからといってダメなわけではないので、
また別の学びの方法をご提案します。

なので、
あまり鬼ババ鬼ジジのようにガミガミ怒らないであげてください⭐︎

別角度から、
別口で、
何か与えられる学びがないかを考え一緒に勉強してあげてください。

クイズ番組を一緒に楽しむことも勉強です。

たまにはそんな日があってもいいのではないかな〜♪と思います⭐︎

実際のところ、
0枚期間に突入されるとやきもきしますが(涙)

大人も学び続けましょう!

鍬間は来月、
ずっと学びたかった首と肩の勉強をします⭐︎笑

✏️

ちなみに、
私はゆめに
学びが止まっている時、
そりゃぁもうおっかない鬼になります🤣

机に向かわないのはいいけれど、
考えることを止めるのはダメ。

✏️

ドラゴン桜をやっと見始めました👀

私も東大に行きたい❣️笑

mana

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