ほらね♪
まともに学校行事もできなかったここ数年。
修学旅行が中止になってしまった生徒、
勉強以外の活躍の場を失ってしまった生徒、
積み重ねてきた努力とともに全力をぶつける機会を失ってしまった生徒・・・
「残念」「悔しい」と声を振るわせる姿を何度も見てきました。
今年の中3は無事に修学旅行に行けたようで、
お土産をもらいました🎁💓
元々あまり学習以外の会話がない子ですが、
かれこれ8年くらい成長を見守っているでしょうか。
中学校に入る頃には追い越されていた身長。
子どもたちは当たり前のように育っていきますが、その時間すべてにいろんなドラマがあり、
思い返すと感慨深いものがあります。
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「月曜日から新しい子たちが入ってくるから、色々とお願いね」
高学年たちにそう話すと、
👦『古参がちゃんとしなきゃね』
古参…(笑)
新しい子が教室に入ると、
お世話係を任命しています。
高い学力はあるものの自分たちのことで手一杯だった現6年生に贈った進級おめでとうメッセージは、少し厳しいものでした。
進級して1ヵ月が経ち、ようやく自覚が芽生えてきたのか、最近は教室での様子も変わってきています。
もともと性格の優しい子たちなので、
人の力になってあげられることができたら、
もっと人間としての器が大きく深くなっていくと思います。
期待の眼差しを向け、
「こんなふうになってほしい」=願い
「こういうことができたら素敵だね」=ビジョン
「きっと、こうなれるよ」=ゴール
を言い続ける。
願うだけでなく、
具体的に、
そして明確なゴール像をイメージさせて
「できる!」と言いきるように力強く背中を押してあげると、
(できるかなぁ…)
↓
(できるかもしれない)
↓
(できてきた)
↓
(できたっ!)
につながっていきます。
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やる前に思い浮かべる少し先の自分の姿が、
【できなかった自分】
【失敗した自分】
【諦めている自分】
そんな子を時々見かけます。
自分にかけてしまっている暗示と
そこから抜けられない呪縛。
早く抜け出してほしくて、
「できない」を『ほら、できた!』に変えてあげるように働きかけます。
『ほら』がポイント⭐︎
【やっぱりね】という意味の『ほら』
信じていたよっ!が伝わると、
私の『大丈夫』が信じられるようになります。
半信半疑。
疑うことも時には大事ですが、
⭕️注意深く
というポジティブなものと、
❌自信をもたない
❌期待しない
などというマイナスイメージに支配されることとでは意味合いが違います。
(できるかなぁ?)は、別にいい。
(きっとできないだろう)は、だめ。
⭐️こんな自分になりたいな🍀
⭐️こんなことできるかな🍀
⭐️こんな未来が待っていたらいいな🍀
希望を抱いて踏み込んで、
計画と実行の結果には向き合って、
自分の想いとズレていたら軌道修正して、
できた!と、できるかな♪の両方でワクワクして心弾ませて♪
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『すっごいカッコイイ6年生になれるよ!』
って期待を込めて言いきる!
期待以上の6年生になってくれたらいいなー♡
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「先生、トイレやばいことになってた。おしっこで大洪水。便座は拭いておいたよ」
自分がやったとわかっているのに
掃除もしないで黙って帰った一年生に怒りながら
床は私が掃除して。
掃除しながら、
(トイレ掃除なんてしたくないだろうに、拭いてくれてエライなぁ〜)とにこりと笑う☺️
そうやって周りをよく見て、
自分にできることを見つけて、
自分の心が上がる時間を積み重ねて成長していってほしいです🍀
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穏やかに文を綴りながら、
汚して黙って帰った一年生には月曜日に雷を落とすことを決めている鍬間先生でした😘💋
mana