【誰(た)が為に】は【我が為に】
後期抱負を発表する学年代表に選ばれたゆめ。
いつも良きタイミングで成長の機会を与えてくださる先生方に心から感謝いたします。
体育祭幹部・合唱祭指揮者・選挙管理委員長と、3年生になっての活動内容が豊富ゆえに選出されたのだと思いますが、名前を挙げていただけることはありがたいことです。
発表する姿を見ることができないのが残念ではありましたが、帰宅後にハイテンションで教えてくれた学校内での反響を聞くに、いいスピーチができたのではないかと思います。
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人生の一日一日は、点ではありません。
必ずどこかの一日とつながり線になります。
短い線もあれば、長い線もあり、その線と線もまた交差したりつながったりします。
だから、今日起きた出来事のひとつひとつはちゃんと整理して『いつか』のために備蓄しておかなければいけません。
書くことに拘らずともよいのです。
出来事を箇条書きのように記憶するのではなく、感情や想いを言語化し作文や日記のように文章化して残しておくと、『いつか』が来た時に引き出しやすく、線につなげやすくなります。
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「代表に選ばれた」と聞いた時、前に出て何かを発言することを求められるのには理由があることを話しました。
何かを経験させてもらえた人は、得たものを言葉にして他に伝え、経験した中身や学んだこと・気づいたこと、自分の成長過程や感情(心)の変化を伝承する役割があることも話しました。
誰かの実体験を言葉にしてもらい、それを受けとることでも人は成長することができます。
生きる上での教訓になることもあれば、希望や期待の種になることもあり、発信する側・受けとる側両方のその後の行動のヒントになります。
全ては『誰かのために』につながっています。
抱負は自分のことだけを述べるものではなく、願い・夢・実現したいことを共有した上で、自分は何が残せるかを言葉にする決意表明です。
自分の言葉で誰かの思考や行動を変えるきっかけになるようなスピーチをするように話しました。
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さまざまな感想をいただいて、普段関わりのない先生方にも声をかけていただき褒められて、選ばれた理由と意味を理解したと思いますし、【誰が為に】と【我が為に】はセットであることも実感できたのではないかと思います。
いや、してもらわなきゃ困る(笑)
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かっこつけたい時にかっこつけられる人でいてほしいと思っています。
かっこつけなきゃいけない時に「かっこよかった」と自分で思える振る舞いができる人でいてほしいと思っています。
たかが後期抱負を発表するだけで大袈裟な…と思う人もいるかもしれませんが、価値は自分で決めるもの。そして、価値は自分で変えるものです。
経験をいまの価値観で評価して、時が経ちさらにその価値を高めるのか、それとも上げずに終えるのかも自分次第。
今日という日を『いつか』と結びつけられるのか?
本当の意味で経験の真価がわかるのは先の話です。
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成長チャンスだと思う『ここっ!』って時にはいろんなことをぽつりぽつりと呟いていますが、結構大事なことを呟いていると私は思っています(笑)
線でつなぐかどうかはゆめ次第💞💫
『いつか』のための今日を大切に🕊🍀
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ただただむなしいとき、
おいしいものにであえた日、
年齢を感じる瞬間、
町で出会った人、
電車の光景、
そして肉親との別れ。2コマで終わる「今日」もあれば、
8ページの物語になる「今日」もある。「今日の人生」の積み重ねが私の人生…。
益田ミリさんの言葉が大好きです。
mana