中学校卒業式を前に

いよいよ、3月4日(火)は中学校の卒業式。

卒業式当日に心境を綴ろうとも思ったけれど、いま書きたくなったので思いのまま書いてみようと思う。

小学校卒業の時は、入学してすぐの『行きたくない』騒動を思い出して感慨深いものがあった。

中学校入学前の想い

同時に、中学校に入学して同じことにならないかと心配もしていた。

学校なんてものは行くも行かぬも本人の自由だと頭ではわかっているものの、学校という場所でしか得られない貴重な体験やそこでしか手に入らないかけがえのない時間や人や思い出を、宝物を拾うようにひとつずつ手にしながら成長してほしいと心底願っていた。

それらのすべてが、
私が与えられるものではないから。
あげたくてもあげられないものがある。
別のものを贈ることはできても、お金で買えないものや親が絶対に渡せないものが学校にはある。

ある意味、私には【もしも】を補う自信がなかったのだと思うし、いまもない。

3年間毎日笑顔を絶やさず楽しそうに学校に通い、登校日をカウントダウンしながら切なそうにして卒業を悲しむ姿を見て、ありがとうと言いたい。

保育園の頃からお友だちに囲まれていた。

大好きなお友だちがいても、偏った人付き合いをせずに誰とでも仲良くできた。

誰かに執着することなく、人を色眼鏡で見ることもなかったから、その時肌で感じた感覚にまっすぐに、自分のものさしと自分理念に従うようにいつでも公平に人を見ていたように思う。

そんなゆめも4年生では色々あって、その時の経験がいまの人付き合いのカタチに大きく影響しているように感じる。

早い段階で自分の心地よい毎日を守るために何が必要で何を大切にすべきかに気づけたことはラッキーだったし、そこが転機となったことで神様が親友と呼べる存在を授けてくれたように思う。

小学校生活を楽しめたのも、楽しい楽しい中学校生活を過ごせたのも、架け橋となってくれたくうらの存在が大きいと思う。

いつもゆめと一緒にいてくれてありがとう。

本当はくうらのことをたくさん書きたいけれど、ものすごく長文になってしまうから割愛するよ(笑)

何度かブログにも登場しているけれど、きっと読んでいないだろう最新のものだけ載せておくね。

ゆめと同じくらい大切に想っています。

ゆめはいつでもくうらを大事に想っているよ

マンモス校ゆえに3年間あっても全員と友だちにはなれなかったね。

大丈夫。
縁がある人はいつでもいつか繋がれる。

そんな中、きっとこれからも友情が続くだろう友だちと出会い、笑い転げる日々を過ごしてきたね。

毎日のように誰かしらの名前と出来事を聴く日々は、見えない時間を想像してにこやかに笑ったり、時に大笑いできる最高の時間だった。

直接話したことのない友だちのことは見せてもらう動画や写真とゆめから聴くエピソードでしか知らないけれど、愉快な仲間たちであることはよく伝わってきて、よい友だちを見つけたなと親として嬉しく思う。

どんな時も、人をまっすぐ見ていたように感じる。

仲良しだからと自分理念を曲げることなく、違うと思うことは違うと言えた。

普段行動を共にしない同級生のことも、好きなところを見つけたり、素敵なエピソードがあれば話に出てきた。

好きにもあんまりにもいつも必ず理由があった。

いいも悪いも必ず熟考し、自分なりの答えを見つけてきた。

流すということはしなくても、幸いにも【すぐに忘れる】という特技を使い、糧にして道徳心を磨き、道徳観と倫理観を育んできた。

勉強はさっぱりだけど(笑)これぞ学校で得てほしかった力であり、順調に成長していることを考えると中学校3年間のすべてに感謝してもしきれない。

先生方の存在も大きく、恵まれた教育環境と教育者に出会えたことをゆめを含む子どもたちみんなに感謝してもらいたい。

目立つことや先頭に立つことを好まなかったゆめが、自分の私利私欲のためではなく結末を想像して前に出ることを決めた瞬間がたくさんあった。

損得ではなく、自己犠牲を払ってでも一歩引き我慢する時があった。

2年生のあの行事でも、3年生でのあの行事でも、納得いかないと怒りながら踏ん張り、また怒り(笑)、そしてケロッと忘れる出来事があった。

遺恨を残すことがない忘れん坊のゆめに与えられる試練はこれからもたくさんあると思うけれど、これからも怒って忘れてを繰り返しながら逞しくお気楽に幸せに生きてほしいと思う。

さて、いよいよ高校生。

どんな時も、
過去を振り返れば人がいて、
いまを360度見渡せば人がいる。

前を向けば、まだ出会っていない人たちがこれまで出会ってきた人の何倍何十倍何百倍といる。

一人じゃない。

人に無関心になることなく、
人の関心を集める人でいてほしい。

SNSでゆめエピソードを読んでいる大人たちも応援してくれている。

期待は無視して、期待を裏切るゆめ街道を爆進してほしいと切に願う。

少し早いけど、卒業おめでとう。

卒業式練習で先生に褒められたという立派な姿、自分で「期待してて♪」とハードルを上げた言葉に責任をもって、忘れられない光景を贈ってほしい。
3年間欠かさずお弁当を作ってきた私へのご褒美として。

楽しかった思い出を振り返り、幸せな日々を共に紡いでくれた人たちに感謝して、これからが益々幸多き日々となるように願い、『ありがとう』と『これからもよろしく』を伝え合って、輝かしく幸福に満ちた旅立ちになりますように。

私もJCママを立派に卒業したい。

mana

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