ポンコツ港で何を想う
金曜日から連日朝から晩まで出突っ張りだったのでさすがに疲れたのか、帰ってくるなり倒れ込むようにソファーで一眠り。
22:30 起きて一生懸命宿題をしています。
「だから言わんこっちゃない、帰って来たら疲れて何もできないよって言ったじゃ~ん」とブツブツ言う母の小言は無視して、きちんとやることやるのは偉いっ!
けどそうね、好きなことをやるためには嫌なことも大変なことも同じくらい全力で頑張らなくちゃね。
本日16:30からの公演をもちまして無事に千穐楽を迎え『ポンコツ港の水滸伝』幕を閉じました。
ゆめのお友達にもたくさん来ていただき、
担任の先生までお越しくださいました。
足を運んで観に来てもらえるということが人徳であるならば、日々人との繋がりに感謝をもち人を大切に想い敬う気持ちを持ってくれているのではないかと、手前味噌ではありますが母親として少しホッとしています。
私の友人たちも観に来てくれました。
感謝の気持ちでいっぱいです♡
改めて、ありがとう。
今回の役は、『サチ』
お腹が空きすぎてお母さんの仕事場まで来てしまう子どもの役(笑)
隣に写る女の子と姉妹役です。
とっても息がぴったりで、阿吽の呼吸で動作も台詞もシンクロしているのが面白さを増していました。
ゆめよりも3つお姉さんで、いつも面倒をみてくれ優しくしてもらっているようです。
大好きだから
いつも腰巾着のようにベッタリみたい。
迷惑じゃなかろうか・・・
来年中学生になる彼女が、来年も劇団を続けると話していたようで、ゆめも続けたいと言っています♪
昨年と今年でテイストがまったく異なり、目新しい演出に私の目もキラキラしていたと思います。
ふいに込み上げてくる笑いや感動。
近くに座るお客様のクスクス笑う姿やハンカチで涙を拭う姿に、自分の心もシンクロして、会場が一体となっている感じがしました。
シーンが変わっても、時同じくしてそれぞれがそれぞれの想いとともに時間を過ごしていることが、少し前にやっていた『この世界の片隅に』を思い出させ、そしていまのリアルな自分とリンクする。
相反するものとの絶妙なバランスで成り立つ日々が、それこそかけがえのないものであるということを深く考えさせられました。
いろんな劇団があります。
他の選択肢もある中で、ゆめがこの東区市民劇団にこだわる理由がきっとあります。
これは昨年も書きましたが、ゆめにとってかけがえのない大切にしたい人たちがそこにいて、自分自身も大切にしてもらえていることを感じているからでしょう。
劇団員の皆さまには心より感謝申し上げます。
生意気ながら…本当に生意気ながら(笑)
「〇〇のあの場面のあの演技がすっごくいいんだよ!ゆめ何度見ても感動するの。」
とか、
「〇〇のあの役はぴったりなんだよ~着物も似合うしカッコイイの★あの役はなんか~とにかくいいんだよね~!」
とか、
自分なりに各役柄と役者さんに思うところや学び感じるものがあるようで、キラキラした目で解説してくれています。
今回の劇ではガブ郎が一番好きだったようで、
「ゆめ、ガブ郎の役やりたかった~」と。
やる気があることはもちろん、
役(人)に心を寄り添わせることは大事なことね♡
いろんな仕事人や役者さんからたくさんのことを吸収し、経験値を現実と創造で高めて、奥深く魅力の底が知れない面白い人間になってくれたらと思っています。
あぁ終わった~!というのが23:38
いまの気持ち(笑)
今日なんて東区プラザ3往復もして…へとへと。
いつも劇団のことは詳しく話してくれないゆめ。
「今日のお稽古どうだった?」の問いかけに、『今日も楽しかったよ!』とざっくり返してくるのは、きっとそれが全てなんだと思います。
彼女は彼女の生きる世界があって
歩んでいる人生があって
私が見れない知れない姿があって、、、
それはちょっぴり寂しいけれど、
今日のようにキラキラとした目で
『さいっこうに楽しい一日だった!』
と何の問いかけもしていないのに溢れ出てくるその言葉、大きな感情と情熱と幸せそうな笑顔が、
頼もしく立派に成長してくれていると安心させ
これからの未来を益々楽しみにさせてくれます。
「あなたの母親でいれてよかった」
心から思います。
私は私の人生を十分すぎるほど楽しみ、思わずにやけちゃうほど満足しているけれど、私が経験してこなかったことや私が味わえなかったものを手に入れているあなたに、ちょっぴり…いやかなり嫉妬しています(笑)
同時に、そう思える我が子を持つ私はやっぱり最高に幸せなのだと、あなたに感謝するのです。
今日も感動をありがとう♡♡♡
今日だけは宿題半分終わってないまま寝てしまっても勘弁してやるよ♡
mana