運動指導者として
🌹一般社団法人 日本からだワーク®︎協会🌹
月一定例ミーティング
現在進行しているプロジェクトのミーティングや
メッセンジャーで業務連絡があったりで、
協会のことは365日一日も忘れることができません(笑)
Facebookで毎日必ず顔は見るけれど
月に一度、リアルに声を聞くとホッとします。
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個で仕事をするのが常の業種で
チームで動けることがとても幸せです。
気づきと学びのアップデートと新たな可能性の見出しが常にできる環境に心から感謝しています。
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昨日は協会のマスタートレーナーの皆さんと『がん』について学びました。
『がん』はいまやとても身近な病気です。
医学の進歩に伴い、延命や完治も昔に比べると可能になりましたし、克服して一見いつも通りの生活を送られている方も大勢います。
少し難しくセンシティブな話になるので、言葉を選んで発しても不快に思われる方もいるかもしれません…
勉強不足で申し訳ありません。
『一見いつも通りの』と書きましたが、罹患した時点でそれまでの日常にはない波が必ず立ちます。
体はもちろん、心の面でも、小さなことから大きなことまで、ご本人にしかわからない、他者では理解し得ないことがたくさんだと思います。
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運動指導をする前に既往歴をお伺いすることがありますが、完治したとしても、病気がなかったことになるわけではありません。
傷が残ったり、後遺症があったり、体はそれらに適応していくかもしれませんが、それまでの体や心と全く一緒ではないはずです。
既往歴欄に書いてある言葉だけで判断するのではなく、しっかりとその日その時の身体と向き合わせていただきながら寄り添うことの大切さを感じています。
また、中には既往歴欄に書くことなく、何らかの症状を感じていても内心に留めておられる方もいらっしゃるかもしれません。
これはどなたにも共通することではありますが、お客様の体の状態と、その時の心の在り方を、『洞察』し、「かもしれない」と予測を立てながら、一歩先ゆく指導をしていかなければなりません。
一歩先ゆく指導をする中で、ストップをかけるべきところはかけていく勇気も必要です。
だからこそ、日頃のコミュニケーションが必要で、心からの信頼をいただけるように努めることが大切です。
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がんサバイバーさんへの運動指導において指導者ができることは、
心に寄り添いポジティブな方向へ向かうお手伝いをする
それまでよりもさらに体を愛しく思えるように、運動を通じての変化を自信へと繋げていく
社会とのパイプを繋げて、活力に合わせてアクティブに動ける身体をつくるお手伝いをする
誰にでもできる健康づくりではなく、指導者がいなければ難しい体力・筋力づくりを提供する
一貫性のある指導《健康教育》をする
箇条書きにしてみましたが、これらはがんサバイバーさんの指導に限ったことではありません。
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運動指導者は、もっと学び、もっと多くの人に運動を提供していかなければなりません。
なぜなら、人間の死因の上位にある『がん』に対して運動の必要性が高いから。
予防、治療中、完治後すべての過程において運動が役立ちます。
「健康になろう」という安易な言葉で片づけるのではなく、なぜ運動をしなければいけないのか、もっと根本的な《生と死》の部分で考えていくと、運動指導の必要性を指導者自身が実感し、健康教育が加速しさらなる健康の輪が広がると思います。
私たちは運動指導のプロです。
運動指導を通じて《生きる》をお手伝いすることができます。
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自宅エクササイズではコントロールが難しいところをお手伝いさせていただきます。
YouTubeなどを見ながらでも、
何らかの形で運動をしていただくことだけでも、
運動を推進する立場としては喜ばしいことではありますが、
個人が求める効果や健康未来のために必要な提案は、私たち指導者だからこそできると自負しております☆
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何かお身体のことでお困りのことや心配ごとがございましたら、お近くの運動指導者へご相談ください☆
きっと皆さんが欲しいヒントや答えをギフトしてくれるはずです🍀
もちろん、私もお役に立てるよう今後も研鑽を続けていきます!
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月並みな言葉での表現しかできずもどかしいですが、皆様の健康を心から願っています。
mana