合谷

夏はエアコンで体を冷やし、冷たい食べ物・飲み物の摂りすぎにより自律神経が乱れ、血行不良に陥りがちです。

自律神経が整わず、血行不良のまま秋を迎えると、夏の疲れが一気に出てしまい、
❌身体がだるい
❌首・肩・腰の凝りや痛みを感じる
❌睡眠の質が下がる
などの不調が出やすくなります。

そこで活用したいのが『ツボ』です。

ツボは、骨の近くにある末梢神経が集中する部分にあります。

中医学・漢方医学・経絡学の概念で、身体表面の特定の部位に指圧や鍼灸で刺激を与えることで、体調の調整や諸症状の緩和を図れるとするものが『経穴』です。経穴は一般に『ツボ』と呼ばれ、筋筋膜性疼痛症候群におけるトリガーポイントと大半が一致すると言われています。

ツボの効果はグローバルに認められていて、361のツボがWHO(世界保健機関)によって定められています。

ご自身・ご家庭で
指圧(ツボ押し)をする際の注意点とポイント

①病気やケガ・痛みがある場合は、
医師の診断やアドバイスを受けましょう。

②食後、飲酒時、妊娠中など、普段と体調が異なる場合は、自己判断によるマッサージや指圧などは避けましょう。

特に食後1時間以内は、食べ物を消化するために胃に集まっていた血流が分散してしまい、消化不良を起こす恐れがあります。

③体調が悪くなったり、痛みなどが出た場合は、すぐに医師に相談しましょう。

④ツボは垂直に、痛気持ちいい程度の圧で押しましょう。

⑤ツボ押しは一点集中!

⑥しっかりと水分(白湯)を摂りましょう。

ツボ押しの秒数や回数にはさまざまな見解がありますが、ご自分でやられる場合は「気持ちいい」をベースにするとよいです。

内出血などが起こる場合はやりすぎですし、内出血がなかなか治らない場合は血管の状態が悪いことも懸念されます。

何事もほどほどに…

鍬間がよく押しているツボは【合谷】

合谷は、
親指と人差し指の骨が”合”わさる場所の前の”谷”間にあります。
軽く手を開いた状態では、
骨のすぐ前が谷間のように凹みます。
中には筋肉が発達して盛り上がってる人もいます。

指の間の水かきの部分は
虎の口に似ていることから
「虎口(ここう)」と言われます。
合谷は虎口よりもさらに奥⭐︎
虎口とセットにして押すといいです♪

合谷は、
✅頭痛
✅眼精疲労
✅歯の痛み
✅顔面神経麻痺
✅首・肩の凝り
✅風邪
✅生理痛
✅皮膚の痒み
✅胃腸の調節
✅精神安定
など様々な症状に使用されるツボです。

合谷は全身にある経穴の中でも、最も脳に刺激が伝わりやすい経穴だと言われています。

血流試験によって、
右手の合谷を刺激すると左脳の血流が
左手の合谷を刺激すると右脳の血流が
活発になることが明らかになっています。

右手の合谷は副腎機能
左手の合谷は膀胱機能
と深い関わりがあるとも言われています。

合谷は痛みに効くとも言われています。
合谷を刺激すると脳内に「エンドルフィン」というモルヒネの様な物質が大量分泌され、脳が感じる痛みを緩和します。
中国では鍼麻酔をする際に合谷のツボが使われています。

現代人はスマホやパソコンを活用する時間が長いですが、それらが原因で起こる症状緩和に合谷のツボ押しが役に立つかもしれません♪

鍬間愛用の合谷押しアイテム⭐️

クリップのように挟むだけでいいので
オススメです♡

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