顎関節症
これまでも全国2500万人が顎関節に異常があると言われ、生涯で2人に1人の割合で顎関節症にかかると推測されてきました。
コロナ禍が長く続き、
世界的に顎関節症が急増しています。
正しい姿勢の場合の下顎は、頭の真下に位置しているので顎はリラックスした状態です。
しかし、スマホ操作やPC作業などで猫背になり下顎が頭の前方にくると、関節の骨が前にズレてしまい顎の負担が増えます。
スマホ首(ストレートネック)など
現代人が抱える症状は、
顎関節症を含め、多岐に渡り複雑化しています。
顎や顎周辺にこんな症状がある人は・・・
顎関節症かもしれません。
🌀顎が痛い🌀
何もしなくても痛い
口の開閉で痛みが強くなる
かたいものを食べると痛くなる
顎の関節を押すと痛い
🌀顎がやたら疲れる🌀
食べ物を噛むと疲れたりだるくなる
しゃべるとくたびれる
🌀口が大きく開けられない🌀
大きなあくびができない
りんごの丸かじりができない
上の歯と下の歯の間に縦に指3本入れられない
🌀口を完全に閉じることができない🌀
🌀顎のあたりから音がする🌀
口の開閉の度に異音がする
(カクッ・ジャリッのような音)
🌀違和感がある🌀
噛み合わせに違和感がある
顔が歪んでいる
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よくあるチェック法
Q.
手の指が歯と歯の隙間に何本入るか❓
A.
2本以下は顎関節症の疑いありです。
Q.
鏡の前でゆっくりと大きな口を開けた時、
口はどう動く❓
A.
口がまっすぐ一直線で開くと、
左右の顎の関節は良いバランス⭐️
左右のどちらかに歪んで開いたり、
左右に揺れながら開いたりすると、
顎関節のバランスが崩れています。
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顎関節症の人がやってはいけないこと
顎関節症にならないために気をつけること
❌自己流のマッサージ
❌歯ぎしり
❌食いしばり
❌爪を噛む
❌うつ伏せで寝る
❌高い枕を使う
❌頬杖をつく
❌パソコンやスマホを長時間使用する
❌長時間ガムを噛む
❌片側ばかりで噛む
❌大きく口を開ける
❌市販のマウスピースを使用する
❌顎に負担を掛ける運動
❌電車など振動を受けながらのうたた寝
頬杖をついたり、
顎を枕にのせるうつ伏せ寝は、
頭の重さがダイレクトに顎と歯にかかります。
横座りは、
骨盤の傾きとともに顎関節も傾いてしまいます。
脚を組むクセのある人は要注意!
『顎関節症の人の80%が脚を組んでいる』
というデータもあります。
食事中のテレビ・スマホ鑑賞は
画面を見るために顎や首を捻った状態になり、
その体勢で咀嚼を重ねることで
顎がどんどんズレていきます。
日常的に首を横に傾けてしまう人や、
片側だけ首や肩のコリを感じている人も要注意!
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自分でできる改善(治療)法
⭕️顎関節や咀嚼筋への負担を減らす
⭕️かたい食品を避ける
⭕️長時間の咀嚼を避ける
⭕️頬杖をやめる
⭕️猫背などの姿勢を改善する
⭕️上下の歯をできるだけ接触させない
⭕️強い心理的な緊張を避ける
顎関節症は、日常生活における行動や癖が症状と関係している場合があります。
顎関節症を引き起こす原因を除去するために、
上記のことを自身で気をつけることで、
症状が軽くなる場合があります。
その他の理学療法・薬物療法・マウスピースなどの使用による治療などは医師の指示が必要です。
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