舌と姿勢

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舌の正しい位置

舌がスポットにおさまっていない
「低位舌」の人は前屈みになりやすいです。

舌は頭・首・肩の位置に大きく影響します。

理由は、舌は背骨を支えるインナーマッスルのラインのひとつとして考えられるからです。

舌が口蓋にきちんとおさまっている場合は、
頭・首・肩の位置がきちんと整列します。

舌は、身体の前側の表層筋膜と繋がっています。

のばせずにきつく制限された舌筋膜は首や肩を前へひっぱり、重たい頭が前に傾きます。

それが前屈み姿勢の原因のひとつです。

前屈みになると、あごを支えるための筋肉(側頭筋や咬筋)がぎゅーっと収縮し、歯のくいしばりや頭痛につながります。

側頭筋の緊張は頭蓋骨をガチガチにさせるため、脳疲労を引き起こします。

脳疲労から足首や膝がズレて姿勢が崩れることもあるので、注意が必要です。

頭は揺れに弱いです。

真正面に顔を突き出しているタイプの人は、頭の揺れをおさえるために首の骨を固め、肩をすぼめてしまいます。

その姿勢が長く続くと、
肩の凝りは強くなります。

これを防ぐためにも、
舌の正しい位置が重要になります。

少し実験💡

腰幅に足を開き、
左右均等に体重をのせて立ちます。

口を開けずに、口の中で舌を動かし、舌で片側のほっぺたの内側を強く押してみてください。

舌の位置がズレると、均等においていたはずの体重が偏るのを感じられる人もいるはずです。

首を後ろに倒すとき、舌を喉のほうへと丸めこむようにすると、ぐいーっと頭が後ろに倒れていくはずです。

舌は上手にコントロールすると、姿勢保持やパフォーマンスアップの味方になります。

気づいたら舌がだらんと落ちている人は、スポットに舌をおさめられるように舌を鍛えましょう!

顎舌骨筋(がくぜっこつきん)を指先で触れながら、体を前後左右にゆらゆら揺らすだけでも舌を鍛えることができますよ⭐️

時間は30秒を一日3回です♪

終わった後に、首の緊張がほぐれ、すっと背筋が伸ばしやすくなっていたら、上手に鍛えられた証です。

お試しください♡

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