くるぶし
くるぶし(踝)は、内果・外果と書きます。
足首の関節の内側と外側にある突起した骨の部分のことです。
内側は脛骨 (けいこつ) の末端、
外側は腓骨 (ひこつ) の末端にあたります。
内果のほうが高く、
外果は内果よりも低いのが特徴です。
内外が同じ高さ、外果のほうが高い場合は
足のアーチが崩れています。
・
・
・
この構造の理由は、
足関節の複雑な動きに対応するためです。
足関節の動きは6種類。
3つの軸にそって動きます。
関節がまっすぐではないことで多様な動作ができ、3つの軸があることによって衝撃吸収ができるので足や体に優しい動きが可能になります。
・
・
・
外果が低い位置にあることによって起きやすいのが「捻挫」です。
捻挫の割合は、
内反捻挫(足を外側に挫く)が約80%
外反捻挫(足を内側に挫く)が約20%
くるぶしの高さが影響することがわかります。
関節や骨の仕組みを知っておくことで
動作に気をつけられるようになるので、
ケガの予防につながります。
過回外と過回内。
イラストは重度ですが、
こうなってしまうと
骨格・筋肉・姿勢・動作に
さまざまな影響が出ます。
このへんの話は土踏まずの話でしています✏️
👇
・
・
・
膝下の筋肉がかたくなると、
引っ張られてくるぶしの位置も変わります。
⭕️すねをほぐす
⭕️ふくらはぎをほぐす
この2つのケアは基本中の基本です。
・
・
・
外反母趾・扁平足などの足の状態も
足首から上の部位に大きく影響します。
だから、足のケアは大切!