舌の位置
レッスンでも
『舌』を使って姿勢補正を行うことがあります。
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皆さんは、舌のポジションを意識していますか?
舌にも正しい位置があります💡
『舌が前歯にはくっつかず、舌の先が上の前歯の付け根すぐ後ろにあり、舌全体が上顎に広く触れている』
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これが正しい位置です。
舌の先が上の前歯の付け根のすぐ後ろ…
上の前歯の裏側にあるふくらみの後ろを
「スポット」といいます。
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舌の先が、
🔺上前歯や上下の前歯の間にある
🔺舌が上顎に触れていない
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これは舌を支える筋肉が弱ってきている証です。
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❌舌の先が下前歯に触れている
❌舌全体が低い位置にある
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これは「低位舌(ていいぜつ)」といいます。
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舌の位置が悪くなると
💧顔が歪む、たるむ
💧口臭がきつくなる
💧いびきをかきやすくなる
💧歯周病や虫歯になりやすくなる
💧発音や滑舌が悪くなる
などの症状が出てきます。
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舌を正しい位置にキープする筋力がつくと、
唾液がたくさん分泌されます。
唾液は唾液腺から、
一日あたり1〜1.5L分泌されています。
唾液には
☆口内の細菌や食べカスを洗い流す自浄作用
☆粘膜の炎症や細菌の侵入を防ぐ抗菌作用
☆食べ物の消化や飲み込みを助ける作用
があります。
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口内にも乳酸菌が存在します。
唾液に含まれている乳酸菌が
口内環境の改善にもつながります。
この乳酸菌が、病原体への抵抗に働きます。
体に影響する悪い菌の侵入を防ぐシステムを、
粘膜免疫と呼びます。
粘膜免疫を担っているのが、
免疫物質の「免疫グロブリンA(lgA)」です。
口内に侵入した菌は
lgAがくっつくことで無力化されます。
この働きは、
風邪やインフルエンザにも有効です。
lgAは粘膜部分で働くため、口内・目・腸などの環境を整えることが重要です。
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まずは、
水分をよく摂り口内を乾燥させないことです。
うがいをしましょう。
水分をしっかり摂りましょう。
そして、舌の位置を整えましょう。
舌を支える筋肉を鍛える方法は、
舌を動かすことです。
👇
💡舌を歯茎にそわせてぐるぐる回す
💡あっかんべー
💡上を向いて舌を突き出す
など、『ベロトレ』をしましょう♪
左右の歯で
バランスよく咀嚼することも大切です。
舌の位置は
歯の噛み合わせや顎のズレに影響し、
それが
姿勢や動作のパフォーマンスに繋がります。
整えたい!舌の姿勢!