ヒスタミン

梅雨の不調緩和のためには

【天気病】は「気象病」とも呼ばれます。

『天気が悪い日は古傷が痛むのよね…』
という人は多いかもしれません。

古傷の痛み以外にも、
天気病は
☑️頭痛
☑️脳出血
☑️関節リウマチ
☑️神経痛
☑️気管支喘息
☑️狭心症
☑️心筋梗塞
☑️血栓
☑️尿路結石
☑️胆石
☑️急性虫垂炎
などを引き起こすこともあります。

梅雨時期になると
喘息がひどくなる人を見かけませんか?

【ホメオスタシス】を聞いたことがありますか?
内部維持機能のことです。

外部の環境が変わっても
内部の生理機能は本来一定に保たれます。

内部維持機能は自律神経などが役割を担っていますが、自律神経が乱れたり、急激な環境変化に反応が追いつかないと体調を崩すようになります。

なぜか?

天気が悪い…つまり気圧が下がると
副交感神経が優位になります。

副交感神経は「リラックス」という言葉と絡めて話されることが多いですが、交感神経を優位にしたい時間帯に副交感神経が優位になってしまったり、副交感神経優位の時間が長く続くと、やる気が低下したりボーっとするようになります。

さらに、筋肉が緩み、関節の圧力は下がります。

一見するとなんだか体に良さそうなのですが、
ここで悪さをするのが【ヒスタミン】です。

気圧が低下すると、
体内でヒスタミンが増えてしまいます。

ヒスタミンとは、
✔️炎症
✔️アレルギー反応
✔️胃酸分泌
✔️神経伝達
に関与しているものです。

外部からの刺激に反応して増えるため、
梅雨時期などは様々な不調を誘発します。

関節の炎症もそのひとつですし、
急な血圧低下の原因にもなります。

筋肉痛もヒスタミンの作用によるものです。

ヒスタミンは、交感神経を刺激します。

気圧の低下で副交感神経が優位になるのに、
ヒスタミンの作用で交感神経も働いてしまう…
この体への指令のエラーが
❌自律神経のバランスを狂わせ

❌ヒスタミンの影響で血管が収縮

❌血行不良を起こし

❌老廃物の回収がうまくできず

❌体はだる重に・・・

動いても動かなくても
筋肉や関節にも負担がかかり、
痛みを対処できず悩まされることになります。

ニュースでも、
適度な運動が大切で
耳ほぐしが有効だとも言っていました。

カフェインやカテキンをとると、ヒスタミンが放出される前に抗アレルギー作用を発揮できるという話もあります。

コーヒーや緑茶が痛みを防いでくれるかも⁈
お試しください🍀

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