身長が縮む理由

健康診断で計測する度に身長が縮んでいる…
という方も多いと思います。

40歳以降は10年ごとに平均1cmほどずつ縮むとも言われていますが、個人差があります。

身長が縮む理由は、
●体内水分の減少
●骨粗鬆症などによる骨の状態変化
●生活習慣による不良姿勢
●筋力低下による不良姿勢
などがあげられます。

人体の多くを占める水分量は、
加齢とともに変化します。

子どもが70%
成人が60%
高齢者で50%
です。

背骨には、
クッションの役割をもつ椎間板があります。

椎間板の水分量は加齢とともに減少します。

すると椎間板の厚みが薄くなり、
その分身長が低くなります。

23個ある椎間板が1mm薄くなれば、
およそ2cmは身長が低くなることになります。

加齢による椎間板の水分量減少は防げません。

しかし、重力によってつぶれているものは、
横になると元に戻ります。

しっかりと睡眠をとり、
寝返りをうつことが必要です。

骨粗鬆症は骨がスカスカで脆くなった状態のことで、圧迫骨折や骨の変形を引き起こします。

背骨の前側がつぶれると、
猫背になったり、腰が曲がったりと、
前傾姿勢になります。

その重さを支えるために膝も曲がり、
筋肉の表裏の伸縮バランスが悪くなり、
身長は縮むことになります。

O脚など下半身の変形も身長が縮む原因です。

若い頃と比べて
50代の人は1〜2cm、
60代の人は2〜3cm、
70代以上で3cm以上
身長が縮んだ人は、
姿勢と骨密度の状態を確認するとよいです。

姿勢は、
生活習慣と運動で変えられます。

筋力が低下すれば、
骨を支えられません。

『エロンゲーション』
という言葉をご存知ですか?

意味は、伸び・伸長です。

筋力低下により体を支えることが困難になり、
重力に負けて崩れた姿勢には、
エロンゲーショントレーニングがオススメです。

床に立つ時は、床を押す感覚と天井に向かって伸びる感覚の両方を同時に意識します。

トレーニング中に腕を動かす場合は、
体幹(四肢以外)を中心に、
両手足が伸びる方向すべてを意識します。

矢印で表すなら、
←→



というふうに、
同じくらいのバランスで
逆方向の意識をもちます。

誰かから引っ張られているようなイメージや、
綱引きでぴくりとも綱が動かないイメージ⭐︎

イメージすることで脳からの指令が明確になり、筋肉にしっかりと効果的な刺激を与えることができます♪

身長が縮んでしまった人には、
『バランスコーディネーション®︎』と
『からだバー®︎』いうレッスンがオススメです⭐︎

身長保持のために、伸長は大切です😎笑

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