運動で乾燥肌対策
乾燥肌とは、必要な油分がなく、皮膚の細胞と細胞の間の水分が少なくなっている肌のこと。
乾燥肌の人の特徴は、
❌皮脂膜をつくるための皮脂分泌量が減っている
(女性ホルモンの影響が大きい)
❌生活習慣が乱れている
(食事・睡眠の質が悪い)
❌水分不足
(一日の水分摂取量が少ない・運動不足)
❌日焼けなど外的なダメージ
(対策とスキンケア不足)
などが挙げられます。
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運動指導者が書く記事なので、
皮膚の運動や筋肉量などの観点から
乾燥肌対策をお伝えします✏️
皮膚の乾燥が
体の柔軟性に影響することをご存知ですか?
皮膚には、
皮膚と筋肉の間をうまく滑らせ、
筋肉の柔軟性や機能を高める働きがあります。
関節の動きに合わせて筋肉は動きますが、
皮膚はそれとは反対方向に動きます。
筋肉の動きに対して皮膚が反対側へ動くことが制限されると、体は硬くなります。
肌の乾燥は皮膚の動きを鈍くさせるため、
私のレッスンでは手の湿り気や皮脂を使って
ターゲットとなる関節まわりの皮膚を撫で
動きをなめらかにするようにしています。
かかとのひび割れは足指から膝にかけて
膝のカサつきは足首から股関節にかけて
肘のカサつきは手首から肩にかけて
影響します。
もちろん部分的にだけでなく、
かたくなる範囲は広がり、
やがて全身に影響します。
関節の動きに制限を感じる人は、
肌の乾燥から見直すことが必要です。
そのためには〜
運動をしましょう!
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運動は、
血液循環を良くして
全身の代謝を活性化します。
運動不足は、
不要な老廃物の排出が滞り、
筋肉にコリやハリを起こし
不調を招きます。
運動習慣がある人が若く見える理由が
ここにあります♪
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(運動によって)
血流が良く
体温(自律神経)のリズムが安定し
ストレスがなく
睡眠の質が高い人ほど
肌の調子はいいはずです。
⭐️
乾燥肌対策における有酸素運動の有効性は、
有酸素運動により長時間かけて酸素がたくさん体内に取り込まれることにあります。
取り込まれた酸素は血液によって全身に運ばれ、
代謝を活性化します。
エネルギー産生や血行促進による発汗作用により、肌の水分・油分のバランス調整や新陳代謝の向上も期待できます。
⭐️
乾燥肌対策における筋力トレーニングの有効性は、体の水分が蓄えられているのが筋肉だということにあります。
筋肉の約7割は水分でできており、
貯水と脱水予防の役割があります。
筋肉量が少ない女性は、
乾燥肌や脱水症状になりやすいです。
体に水分を蓄えることが難しい状態では
内側から乾燥し、
どんなに水分補給や保湿に気をつけても
完全には乾燥肌が治りません。
筋肉量が少なければ
新陳代謝は低下し、
血行不良による体の酸欠が加速します。
体のすみずみに栄養が行き届かなければ、
老廃物はたまり
ターンオーバーが乱れてしまいます。
(ターンオーバーとは、新しい皮膚が生まれて古い皮膚がはがれ落ちるサイクルのこと)
筋力トレーニングをすると
若返りホルモン=成長ホルモンが出て、
アンチエイジング効果も期待できます。
成長ホルモンには、
疲労回復や傷ついた細胞・組織の修復の役割があります。
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これも美肌のポイント⭐︎
特にオススメのトレーニングは、
『スクワット』
さぁ!今日から
軽い有酸素運動とスクワットをしましょう♡