燃費の『悪い』体づくり

❌食べたものをグリコーゲンや中性脂肪に変えて溜め込み、エネルギーを効率よく使えず、太りやすい体
=燃費のいい体

⭕️食べてすぐからどんどんエネルギーを消費して、余計なものを溜め込まず、太らない体
燃費の『悪い』体

この体の違いには【基礎代謝】が関係します。

太る原因は内臓?!

基礎代謝を上げるためには、
各臓器がいかに正常に働くかが重要になります。

臓器は体内時計によって制御されていますが、
体内時計はぴったり24時間周期ではありません。

24.1〜24.5時間程度といわれているため、体内時計がうまく働いてくれないと生活リズムがどんどんズレてしまいます。

24.1〜24.5時間程度というのは、昔のデータでは24時間10分といわれていましたが、時代や調査機関によっていろんな諸説があるからです。

体内時計の長さはある種の個性です。
体内時計が限りなく24時間サイクルに近い人ほど、同じ時間に眠くなり同じ時間に目が覚めます。食事や排泄も同様です。
反対に体内時計のサイクルが24時間から遠のけば、生活リズムが崩れやすくなるということです。

毎朝、脳の『視交叉上核(しこうさじょうかく)』という神経核が体内時計を合わせることでズレは修正されるようになっています。

☀️朝日を目で感じる
(太陽光に近い照明もあります)
☀️朝食をとる
これらが体内時計をリセットするスイッチとなります。

夜または朝、
光環境が乱れると体内リズムは狂います。

体内時計の時刻合わせにおいて、
最も影響力の大きい因子は『光』です。

❌夜遅くまで明るいところにいる
❌就寝前まで携帯・PC・テレビの光を浴びる
❌就寝中に光を感じる
❌太陽の光を浴びる時間が遅い
などは
体内リズムを狂わせてしまうので避けたいです。

日照時間が短い地域では、
積極的に日光を浴びる努力が必要となります。

睡眠の質を高める

また体内時計が乱れて起こる不調のひとつが、
睡眠の質低下や日中の度々の眠気です。

日照時間が短い地域では特に注意が必要です。

体内時計が整って影響を受ける各臓器が正常なリズムを刻むことができれば、基礎代謝を上げることにもつながります。

臓器(内臓)については、
上の記事をお読みください👀

筋肉は、伸ばしたり縮めたりして動かすときにもエネルギーを消費しますが、何もせずにじっとしている時にも結構なエネルギーを消費しています。

体温維持のために
筋肉は安静時にも熱を生み出しています。
熱の生成はたくさんのエネルギーを要します。

筋肉を維持するのにもエネルギーが必要です。

筋肉量が多いほど、エネルギーを使います。

以上のことから、
『食べてすぐからどんどんエネルギーを消費して、余計なものを溜め込まず、太らない体』
を目指すなら、
①体内時計を正常にする
②基礎代謝を上げる
・内臓の働きをよくする
・筋肉量を増やす
③睡眠の質を高める
ことが重要になります。

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