睡眠とイライラと食事の関係性

近年の調査では、
日本人の平均睡眠時間は世界で最も短く、
全体平均である8時間27分を
1時間以上も下回っています。

ショートスリーパーの割合も3割強であり、
日本人の睡眠偏差値は破綻状態!

特に日本人女性は世界的にみて睡眠時間が少なく、睡眠事情からくる身体負担が懸念されています。

睡眠不足になると、トランス脂肪酸を多く含む食べ物が欲しくなる傾向にあります。

スナック菓子やパンが日常にある人は、睡眠不足によるストレスが原因かもしれません。

『アンガーマネジメント』という言葉とともに、怒りのコントロールが注目されています。

怒りのコントロールには、
睡眠と食事の質が必要不可欠です。

昔から日本人が主として食べていた和食は、
『怒りを抑制する食事』とされています。

和食といえば発酵食品ですが、
和食で使われる味噌や醤油、
ご飯のお供である漬物や納豆が
腸内細菌を整えてくれます。

腸脳相関(脳腸相関とも言う)の観点からみても、腸を整えることで幸せホルモンと呼ばれる心の安定に必要なセロトニンなどのホルモンが分泌されやすくなり、それはストレス緩和に必要です。

和食でもうひとつ代表的なのは、魚料理です。

青魚などに含まれるオメガ3脂肪酸も
怒りの抑制に欠かせません。

魚料理を食べなくなったことも、日本人女性の感情コントロールを乱している原因の一つかもしれません。

ヒステリックな女性は、魚料理を食べる回数が少ないかも?!(肉食の私も気をつけねば…笑)

食事が怒りの感情を生む引き金になることがあります。

理由は、
血糖値の急激な上昇と下降によるものです。

例えば、
白いパンは血糖値を一気に上昇させます。

食べてから90分程度は美味しさと満腹感とで心が満たされている状態ですが、食後90分から2時間ほどで血糖値が一気に下がると、体がだる重くなりイライラし始めます。

食事が欧米化したことで、精製小麦を使う料理を日常で多く摂るようになった日本人は、いつからか血糖値の上下に揺さぶられながら感情の起伏も激しくなりました。

一日の中で食後2時間を目安に感情が乱れがちな人は、食生活の見直しが必要かもしれません。

血糖値をコントロールするには、
タンパク質や食物繊維が必要です。

タンパク質や食物繊維は
血糖値の変動を抑制します。

卵やナッツを使った食事や、フレッシュな野菜や果物を豊富に取り入れた食事は、心の安定につながります。

トランス脂肪酸を多く含む食べ物は、
大抵ハイカロリーなものです。

怒りっぽい人は、お菓子・パン・揚げ物などはできるだけ避けること。

欲している時は、
ストレスに身体が蝕まれているサイン。

トランス脂肪酸が蓄積されると、脳内の神経伝達細胞がダメージを受けて心を不安定にさせます。

トランス脂肪酸の表示がない商品も多いので、植物油を原料とする加工品には気をつけましょう。

ストレスを生む食事ではなく、
ストレスをゼロにする食事を⭐︎

ヒステリックな奥様をもつ旦那様は、美味しい和食のお店に連れて行ってあげてくださいね♡

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