低アミロース米

県外に出て食べることはあっても、
実は初めて買った(ふるさと納税)
県外産のお米「ゆめぴりか」

新潟米が一番だ!と思っていたのですが、
美味しい♡と感じたその理由は、
ゆめぴりかが
【低アミロース米】だからかもしれません。

私たちが普段食べている
お米には
①アミロース
②アミロペクチン
2種類のでんぷんが含まれています。

でんぷんは、
ブドウ糖がつながってできています。

アミロースもアミロペクチンも
体内で分解されるとブドウ糖になります。

ですが2つは構造が違うため、
☑️吸収の速度
☑️血糖値の上がり具合
☑️内臓への負担
が異なります。


🟠アミロペクチンの特徴🟠
・アミロースより粘りが強い
・冷めても硬くなりにくい

お米を炊くと、
でんぷんが水分を含んで軟らかくなります。
ですが、炊いたお米を放置すると硬くパサついた食感になります。
でんぷんが老化するためです。
でんぷんの老化はアミロース含量が多いほうが
早く進むといわれています。

なので、アミロペクチンが多いお米・・・
「低アミロース米」と記載されている品種は、
おにぎりやお弁当に向いています🍙

普段食べているお米(うるち米)は、
アミロースを約20%
アミロペクチンを約80%含んでいます。

もち米は、
アミロペクチン100%です。
粘りが強く、もちもちとしています。

近年人気が上昇している【低アミロース米】は、
うるち米ともち米の中間的な品種です。
もちもちと柔らかい食感が好まれています。

アミロペクチンの割合が多いほど、
食後の血糖値が上がりやすいといわれています。

アミロペクチンのほうが消化酵素による分解を受けやすく、アミロースより消化が早く進むためです。

アミロペクチン100%のもち米の次に
低アミロース米は血糖値が上がりやすい
ということになります。

低アミロース米は、
お米だけでも美味しく食べられるので
食べ過ぎてしまうことが・・・あります!(笑)

血糖値が上がりやすい=太りやすい
体への負担が心配です。

糖尿病や血糖値が高めの方には、
低アミロース米は向いていません。

消化のスピードが普通のお米より早い
という特徴があるため、
⭕️消化機能の未熟な子ども
⭕️胃腸の調子が優れないとき
⭕️高齢者や飲み込む力が弱い人
には低アミロース米がオススメです。

逆に、高アミロース米とは、
タイ米やインディカ米のようなお米のことです。
粘りが少なくパラッとした食感が特徴です。

高アミロース米は、
✅消化がゆっくり
✅内臓負担が少ない
✅血糖値の上昇がゆるやか
といった特徴をもちます。

アミロースは消化・吸収されにくいでんぷんですが、ゆっくり消化されていくため血糖値の上昇を防ぐ効果があります。

けれど、毎日食べるのは難しい・・・

お米を美味しく食べるには、
料理の向き不向きを考えて
お米を変えることです⭐︎

低アミロース米は水分を含みやすいので、
炊くときには少しだけ水の量を減らすと良いです。

炒飯・ピラフ・カレー・丼物など、
お米のかための食感を楽しみたいときは
普通のお米が良いでしょう。

リゾットに関しては好みがあるかもしれませんが、一般的には低アミロース米じゃないほうが美味しくできるといわれています。

お粥にはいいですね♪

酢飯は砂糖の保水作用によって硬くなりにくいので、普通のお米でつくっても冷めても美味しく食べられる♪
だから、低アミロース米じゃなくても大丈夫🙆‍♀️

低アミロース米は、
おかずが少ないときや
ご飯のおともと一緒にお米を食べたいとき、
お米メインでの食事に最適です♪

口に入れた瞬間から甘味が感じられるので、
合わせるおかずによってはおかずの味付けで使う調味料のほうを調節することもできます♪

もち米の代わりにもなりますし、
古米と一緒に炊くと
古米が美味しくいただけます♡

ゆめぴりかが低アミロース米だと知らずに食べていたので、(やたらお米の消費量が上がっているな…)と思っていました😱

もしや・・・と思って検索したら、
やっぱり低アミロース米かーいっ!笑

というくらい低アミロース米は・・・
危険なお米です❤️

とっても美味しいから、
食べすぎに注意です❣️

低アミロース米として大人気の
『ミルキークイーン』は、
より美味しく粘りの強いお米を作るために
コシヒカリから改良された品種。
次は絶対にこれ♡(笑)

ピックアップ記事

関連記事一覧