干し芋の効果

干し芋にはビタミンやミネラルが豊富に含まれているため、さつまいもが美味しい季節になると健康食品としても勧められています。

主な栄養素としては、
☘️ビタミンB、C、E
☘️カリウム
☘️鉄分
☘️マグネシウム
です。

干し芋の特徴は、同量であっても、原料のさつまいもが糖質約30gなのに対して、干し芋にすることで糖質が約65gと倍になることです。

糖質制限ダイエットの敵かと思われますが、
干し芋のGI値は非常に低いです。

GI値とは、
血糖値の上昇を数値で表したものです。

ダイエット中における糖質の考え方として、糖質を多く摂ることが悪いのではなく、血糖値を急激に上昇させてしまうことが脂肪のつきやすさに繋がります。

白米のGI値が88、食パンが95に対して、
干し芋は55と低いです。

低GI値食品は糖がゆっくり吸収されていくので
腹持ちが良いです。

すぐに食事を摂る予定があり、それでも補食や間食をするのであれば、干し芋はオススメです⭐️

干し芋の効果はたくさんあります。


①腸内環境の改善


食物繊維が豊富に含まれています。

その量は、ご飯の約20倍!

便秘解消には、水溶性と不溶性の2種類の食物繊維のバランスが重要ですが、干し芋はそのバランスが良い食品です。


②むくみ解消


豊富なカリウムが
体中の余分な水分を外に排出してくれます。

カリウムの摂取目安は一日2,000mg。

干し芋100gには、
カリウムが980mg含まれています。


③疲労回復


干し芋に含まれるビタミンB群が、糖質をエネルギーに変え、筋肉や神経の疲れを緩和させ、さらに身体の免疫力を高める働きもします。


④美肌とアンチエイジング


美肌にいいビタミンC

抗酸化作用・老化を防ぐビタミンEが
豊富に含まれています。

干し芋100gで、一日に必要なビタミンEのうちの5分の1を摂ることができます。


⑤体をあたためる



⑥貧血・低血圧の改善


貧血予防に効果的な鉄分。

干し芋は、一日に必要な鉄分の5倍の量を含むので、貧血・低血圧の人は積極的に摂ると良いです。


⑦高血圧の予防


豊富なカリウムとマグネシウムが血液中のナトリウムを体外に排出し、高血圧を予防します。


⑧風邪の予防


干し芋のビタミンCは、りんごの10倍!


⑨コレステロールを下げる


干し芋に含まれる食物繊維が、コレステロールや中性脂肪が腸内で吸収されるのを防ぎ、HDLコレステロールを増やします。

HDLコレステロールは、
血管壁にたまった余分なコレステロールを回収し、肝臓へ戻し、動脈硬化を抑えます。

干し芋自体にも、
コレステロールはありません♪


⑩痛風予防


干し芋はアルカリ食品です。

痛風の原因となるプリン体を排出します。

干し芋は水分をとりながら食べるといいです☺️

干し芋に含まれる水溶性食物繊維は水で膨らむ性質があり、少量で満腹感を得られます。

食べすぎには気をつけたいですが、適量であれば、干し芋は健康づくりの味方です⭐️

今日のおやつに、干し芋はいかが?💓

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