横隔膜
呼吸時にしっかり動かしたい
『横隔膜』
人体の横隔膜は胸腔と腹腔の境にあり、
筋と腱で構成されています。
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横隔膜の高さは、肝臓の大きさ・胃や腸の膨れ具合でも変化します。
位置は男女で比べると女性のほうが高く、
老若で比べると若い人のほうが高いです。
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『くらげ』と呼ばれることもある横隔膜は
呼吸で上下に動きます。
深呼吸をすると、
その上下の移動範囲が約3cmと大きく動きます。
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横隔膜は
体性神経と自律神経の二重支配を受けています。
自動的にも
意思によっても動かせるということです。
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横隔膜の周囲には、
胸腔面で心臓・肺、
腹腔面で肝臓・胃・脾臓・腎臓・副腎があります。
意識的に横隔膜を動かすことで、周辺の臓器をマッサージできる位置にあることから、横隔膜は運動の分野でも治療の分野でも重要視されています。
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横隔膜の収縮によって刺激を受けるのは
臓器だけではありません。
骨盤底筋群も調節されます。
横隔膜の収縮がうまくいかなくなると、腹腔内圧が低下し、その結果、腰椎や骨盤の安定性が阻害され、腰痛やさらに肩関節周辺にまで悪影響を及ぼします。
横隔膜の動きが鈍り、呼吸に伴う胸郭や胸椎・腰椎の動きに制限があることでも腰痛は起こります。
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横隔膜は、
✅息を吸った時に収縮し、下に下がります。
☑️息を吐いた時には緩み、上に戻ります。
✅収縮は筋肉の緊張を表し、
交感神経が優位になります。
☑️息を吐くと筋肉はゆるみ、
副交感神経が優位になります。
吐いたときに身体はリラックスしますが
現代人は吐く力が弱いです。
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横隔膜で呼吸をしましょう♪
5秒で空気を胸いっぱいに吸い込みます。
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その後、5秒ほど息を止めて、肛門・尿道・膣全体を締め続けます。
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そして、今度はお腹を膨らませながら10秒ほどかけて息をゆっくり吐きます。
あまりやらない呼吸法かもしれませんが、
横隔膜がほぐれ、よく動き、内臓を刺激します。
臓器の動きが活発になれば、エネルギーが増産され身体はどんどん元気になります❣️
大きく吸う・息を止める・ゆっくり吐くが難しい人は、無理をすると背中や腰がガチガチになってしまいます。
まずは無理せずできる秒数で呼吸しましょう。
慣れてくると少しずつできるようになります⭐︎