オイル(アマニ油)

脂肪酸には2種類あります。

①【飽和脂肪酸】
常温で固まる「脂」
バターや肉・ラードなど動物性の脂

②【不飽和脂肪酸】
常温で液体状の「油」
植物や魚の油

不飽和脂肪酸には、
●オメガ3(系脂肪酸)
●オメガ6(系脂肪酸)
●オメガ9(系脂肪酸)
があります。

「飽和脂肪酸は摂りすぎると血液中の悪玉コレステロールを滞らせて動脈硬化の原因となる」と大きく取り上げられたことから、摂らなくなった方もいるかもしれません。

💡不飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールを取り除き、動脈硬化や高血圧の予防が期待できます。
💡腸を活性化し、腸内環境を整える効果もあります。

💡飽和脂肪酸とオメガ9は体で作ることができますが、オメガ6とオメガ3は作ることができません。

💡オメガ6とオメガ3は食品から摂取する必要があるため「必須脂肪酸」と呼ばれます。

オメガ6は白血球を活性化して病原菌などと戦う働きをします。

オメガ3は逆に白血球の働きを抑制し、炎症を抑えます。

この2つが良いバランスを保つことが、健康には欠かせません。

オメガ3の嬉しい作用は
⭕️炎症抑制
⭕️動脈硬化の予防
⭕️血栓予防
⭕️血圧低下
などが挙げられます。

オメガ3は小腸から吸収されると、全身の細胞全ての細胞膜を構成する大切な材料になります。

必須脂肪酸の摂取目標値は、
✅オメガ6は一日8g
✅オメガ3は
成人男性の場合は2〜2.4g
成人女性で1.6〜2g
の摂取が推奨されています。

オメガ6は大豆油やコーン油といったサラダ油に多く含まれています。
日常で身近な食品から摂ることができるので、特に意識して摂る必要はありませんが、逆に過剰摂取に注意が必要です。

不足しがちなのは、オメガ3です。
含有量が多いのは脂肪が多い魚や甲殻類ですが、現代人の食事では不足しがちです。

そこで注目されたのが【アマニ油】です。

アマニ油は、魚よりもオメガ3を効率よく手軽に摂れます。

アマニ油を購入する際は『リグナン』が含まれているかをチェックしましょう💡

女性ホルモンであるエストロゲンを整える働きがあり、肌や髪の潤いや更年期障害の緩和などが期待できます。

アマニ油を含むオメガ3は、
熱や光に弱く、酸化しやすいです。

光を通さない遮光性の高い容器やガラス瓶に入っているものを購入し、冷蔵庫に新聞紙に包んで保存して、開封後3ヵ月以内に使い切りましょう。

摂り方は、【生】です。
ドレッシングに使ったり、和え物に使うのがオススメ⭐︎

整腸作用があることから、以前は就寝前にスプーン1杯をそのまま飲み込むという摂り方もテレビで紹介されていました。

ヨーグルトにかけても良いですし、
甘いデザートにかけても美味しいです⭐︎

そういえば、妊娠時はアマニ油を食事で摂りながら、同じもので会陰マッサージもしていました(笑)

妊娠中のママがオメガ3を多く摂っていると、出産後の不適切養育行動(叩く,激しく揺さぶる、家に一人で放置する)をとるリスクが低くなることもわかっています🤱

オメガ3は体と心の健康の強い味方です。
くるみにもたくさん含まれていますよ♪

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