夏季うつ

男性に比べて女性のほうが3倍ほどかかりやすいと言われている【夏季うつ】

女性のほうがかかりやすい理由は、
✅女性ホルモンの変動
✅日光・温度・湿度といった外から受ける影響に、女性の身体が敏感である
ことが挙げられます。

夏季うつとは何か?

夏季うつは、
季節性感情障害(SAD)のひとつです。

夏に発生する季節性のうつ病で、
☑️食欲低下
☑️不眠・睡眠の質の低下
☑️不安感や精神的不調
といった症状が出ます。

症状が出るのが夏の場合は「夏季うつ」
冬の場合は「冬季うつ」と呼びます。

冬季うつも同様の症状が出ますが、
原因や対策が異なります。
(それは別の記事で✏️)

【夏バテ】ともよく似ているために
夏季うつの自覚がない方も多いようですが、
夏季うつと夏バテの違いとして
『身体の不調に加えて心の疲れがあるかどうか』
がポイントになります。

夏バテについて

例えば、
こんな症状がある人は
夏季うつの可能性が高いです。
これらは「隠れ疲労」といった心因性の疲労の蓄積により起きるものと考えられます。
👇
①神経が過敏になり、いつもより細かいことが気になる

②同じことをずっと考え込んでしまい、頭から離すことができない

③何かが気になり、寝つきが悪かったり、すぐに目が覚めてしまったりと眠りが浅い

④日に日に体が重だるくなっていき、寝ても疲れがとれない

⑤普段していることが億劫になり、やる気が起きなかったり、イライラする

⑥日常的に、胃もたれ・便秘・下痢・肩こり・頭痛・耳鳴りなどの症状がある

⑦楽しいこと・好きなことをしていても心から楽しめない。または気が乗らない。

❌無気力
❌気分が優れないのがずっと続く
❌憂鬱さが抜けない
など、
夏バテ特有の身体のだるさに加えて、精神的な不調がある場合は、夏季うつである可能性が高いです。

夏季うつは突然なるものではなく、
環境が変わる春時期からの隠れ疲労の蓄積が夏時期に出るのが特徴です。

人はストレスを感じると防御反応として、
交感神経を過剰に働かせます。

自律神経について

身体を休めているつもりなのに、交感神経が高まったままの状態が続くと、からだもこころもオーバーヒートしてしまい、疲労が蓄積されると、脳が(疲れたよ😮‍💨)とうつ状態になります。

基本的にまずは『夏バテ対策』を心がけること、そして身体…特に心を癒やしてあげることが重要です。

🔺観光地を巡る
🔺カラオケに行く
🔺お酒を飲みに行く
🔺宴会や会合を楽しむ
などは能動的な癒しになります。

一見、好きなこと・楽しいことをして発散させているようですが、『刺激』は交感神経が働きやすいので、夏季うつの症状が出ている人には適していません。

⭕️自然に触れる
⭕️マッサージを受ける
⭕️ヒーリング系の音楽を聴く
などの受動的な癒しが必要です。

適温の部屋で、
ゆったりと過ごしながら、
自分の体の内側で鳴る音…
鼓動や呼吸音に耳を傾けながら
深呼吸をする💡
そんな過ごし方で癒されるといいかもしれません☺️

ピックアップ記事

関連記事一覧