鼻中隔湾曲症

鼻腔を左右に仕切る隔壁
2つの鼻の穴をわける間の部分を
「鼻中隔(びちゅうかく)」といいます。
鼻中隔が大きく左右どちらかに曲がっていることを「鼻中隔湾曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)」といいます。

鼻中隔は
成人の約90%が湾曲していると言われています。
湾曲をしても無症状のことが多いですが、
湾曲がひどくなると日常に支障が出ます。
症状としては、
●鼻詰まり
●鼻血
が多く、
●いびき
●呼吸困難
●頭痛
などは、睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
鼻詰まりから、鼻の中に細菌が繁殖し、
蓄膿症なども引き起こします。
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鼻中隔は、
硬い骨とやわらかい軟骨で構成されています。
成長とともに軟骨のほうが早く成長しますが、
歯並びのように骨と軟骨の成長スピードやバランスが崩れてしまうと、湾曲がひどくなり重症化します。
鼻水の症状がなく
健康状態も良好で、
比較的若い人が
片鼻だけ鼻詰まりを感じる場合は、
鼻中隔湾曲症の疑いがあります。
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呼吸の話で「交代制鼻閉」について書きました。
片方の鼻が詰まるとしても、
時間によって左右交互に詰まる場合は
病気ではないと考えます。
2~3時間おきに確認しても常に同じ側の片方の鼻が詰まっているという場合は、病気の可能性があります。
風邪っぽくないのに両方の鼻が詰まるのも
要検査と言えます。
ですが鼻風邪やアレルギー性鼻炎の場合は、
両方の鼻が詰まることが多いです。
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鼻詰まりの原因は大きく4つです。
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①鼻水によるもの
②鼻の粘膜の腫れ
③ポリープや腫瘍
④鼻中隔湾曲
片側の鼻詰まりでは、
歯からくる蓄膿症の歯性上顎洞炎、
カビによる蓄膿症の副鼻腔真菌症があります。
歯や頬の痛みを訴えながら同じ側の鼻が詰まる場合は、歯性上顎洞炎が疑われます。
副鼻腔真菌症と言われる鼻の中のカビによる蓄膿症は、健康な成人ではあまり起こりません。
高齢の70代以上の女性に多いと言われています。
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顎などと違い、鼻中隔が湾曲することで姿勢に大きな影響を与えるとは考えにくいです。
とは言え、鼻詰まりにより呼吸がうまくできなくなることは様々な支障をきたします。
呼吸困難や息苦しさを感じる場合などは、
積極的にお医者様に診てもらいましょう。