胸鎖乳突筋
耳の後ろから鎖骨につながる筋肉が、
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)です。
胸鎖乳突筋がかたくなってしまうと、
押した時に痛むことがあります。
かたくなる原因には
☑️長時間の下向き姿勢(草むしり・農作業など)
☑️スマホやパソコンの長時間使用
☑️猫背
☑️枕の高さが合っていない
などが挙げられます。
胸鎖乳突筋を押して痛い場合、
考えられる理由がもうひとつあります。
それが、『自律神経失調症』です。
全身の機能を制御する
「交感神経」と「副交感神経」のバランスが乱れ
心身にさまざまな不調が起こりやすい状態です。
『自律神経失調症』の疑いがある症状
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☑️慢性的な疲労・だるさ
☑️めまい・立ちくらみ
☑️片頭痛
☑️耳鳴り
☑️首こり
☑️肩こり
☑️腰痛
☑️胸のあたりの痛み
☑️動悸・息切れ
☑️ほてり・のぼせ
☑️過剰な発汗
☑️睡眠障害
☑️微熱が続く
☑️手足のしびれ・震え
☑️口や喉の不快感
☑️便秘・下痢
☑️頻尿・残尿感
☑️風邪ではないのに咳が出る・よくむせる
☑️月経異常
☑️コントロールできない精神的なダメージ
月経のある更年期前の女性に多いのが
『自律神経失調症』です。
昨今では、さまざまな理由から女性ホルモンのバランスを崩し不調が続く女性が増えています。
更年期症状は
自律神経失調症から続くものがほとんどです。
女性ホルモンの働きが急激に低下する更年期で
さらに症状が悪化することが考えられるため、
できるだけ早期に原因を突き止めて
体のケアを続けていくことが大切です。
慢性化したストレートネックも
自律神経失調症を発症する原因になります。
胸鎖乳突筋は、
首や頭の位置が良く、正しい姿勢のとき
耳の後ろと鎖骨につながる筋肉の角度が
約60度になります。
猫背で首が前に突き出るような姿勢になると、
胸鎖乳突筋の角度は垂直になります。
口や頰が下に引っ張られて
顔のたるみの原因にもなります。
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胸鎖乳突筋をストレッチしましょう!
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右手を左胸にあてる
↓
首(顔)を右に向ける
↓
そのまま首を後ろに倒し、気持ちよく伸ばす
(反対側)
左手を右胸にあてる
↓
首(顔)を左に向ける
↓
そのまま首を後ろに倒し、気持ちよく伸ばす
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耳たぶの後ろ側をよく揉みほぐしたり、
胸鎖乳突筋を掴めるのであれば
掴みながらマッサージしてもいいです♪
胸鎖乳突筋は鎖骨につながるので、
鎖骨も大切に🍀
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鎖骨について