イソフラボン
【イソフラボン】は、
大豆や葛などマメ科の植物に多く含まれる
ポリフェノールの一種です。
ポリフェノールは、
生活習慣病の予防や改善に役立つ成分です。
ポリフェノールといえば
ブルーベリーやブドウが有名ですが、
緑茶や紅茶の苦味の成分カテキンなども
ポリフェノールの一種です。
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イソフラボンと聞くと
大豆製品が一番に思い浮かぶと思いますが、
・納豆
・きなこ
・豆腐
・油揚げ
・味噌
どれも日常の食卓に
馴染みのあるものばかりだからでしょう。
ですが、
イソフラボンも分類や種類は豊富にあり、
大豆や大豆製品に含まれるイソフラボンにも
ちゃんと名前があるんですよ⭐︎
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イソフラボンの効果はいくつもあります。
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⭐️一番は、女性ホルモンの一種である
エストロゲンの過不足を補う役割です。
エストロゲンの分泌減少は、
精神的な症状や更年期症状のほかに
日常でも肩こり・頭痛などの
様々な不快症状を引き起こします。
イソフラボンには、
エストロゲンの分泌を促し
それらの症状を改善・緩和させる効果があります。
⭐️エストロゲンの過剰分泌が原因で起こりやすくなる乳がんの予防にも効果的です。
日本人女性の乳がん発症率が他国より低いのは、イソフラボンを摂る習慣が日本人の食生活にあるからだとも言われています。
⭐️肌の弾力を保つコラーゲン・肌に潤いを与えるヒアルロン酸をつくる力をもつエストロゲンに似た働きを持っているため、イソフラボンをこまめに摂ることで肌の弾力性を保ち、しわやたるみなど肌の老化現象を改善・予防する効果が期待できます。
⭐️骨の中のカルシウムが溶け出さないようにする働きもあります。
エストロゲンの分泌を促し骨の中にカルシウムを蓄えるイソフラボンの働きによって骨粗鬆症を予防することができます。
イソフラボンの摂取量が多い人は骨密度が高いという研究結果もあります。
⭐️血液中に増えすぎたコレステロールを減少させる効果もあります。
イソフラボンを多く摂取している地域では、
心筋梗塞患者が少ないというデータもあります。
生活習慣病や動脈硬化の予防にも、
イソフラボンが役立ちます。
⭐️イソフラボンの男性ホルモン抑制効果が、
男性ホルモンの過剰分泌が原因で引き起こされる前立腺がんの予防効果に期待がもてます。
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イソフラボンを摂取する際の
注意点も書いておきます✏️
摂取目安は、一日あたり40〜50mg
豆腐なら半丁、納豆なら1パックが目安です。
サプリメントの場合は
上限の定めが異なるので注意が必要です。
女性ホルモンのエストロゲンと似た働きを持つことから、ホルモン剤や抗がん剤を服用している場合は医師への相談が必要です。
妊娠中などホルモンバランスの影響が懸念される場合も同様です。
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大豆を食べてもそのまま吸収されイソフラボン効果が得られるわけではありません。
発酵させるか、腸内細菌により糖を切り離してもらう必要があります。
イソフラボンの吸収は
腸内環境の状態によって影響を受けるため、
私は乳酸菌と食物繊維が豊富に含まれている
『豆乳ヨーグルト』をオススメしています⭐︎