カロリーゼロ
血糖値の抑制やカロリー制限を気にしている人は、『カロリーゼロ』が好きですね♡
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『カロリーゼロ』とは?
カロリーゼロ表記の商品でも甘みは感じます。
その甘みの正体は、
砂糖の代わりに使われた人工甘味料です。
人工甘味料はカロリーが限りなくゼロに近いため、表記の上では『カロリーゼロ』と記載することができます。
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よくカロリーゼロ飲料に使われている人工甘味料が『アスパルテーム』です。
日本で使われている人工甘味料は
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①アセスルファムカリウム
甘さはショ糖の約200倍
体内を素通りして尿中に排泄される
②アスパルテーム
甘さはショ糖の約200倍
アミノ酸の一種
③スクラロース
甘さはショ糖の約600倍
ほとんど吸収されずに便と一緒に排泄される
※ショ糖は砂糖の主成分で、ブドウ糖と果糖の2つの単糖で形成されているものです。
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人工甘味料は砂糖ではないので血糖値を上昇させません。
カロリーもほぼゼロに近く、体内に吸収されることもほとんどないため、『カロリーゼロ』という言葉とともにダイエットの味方であるイメージが定着しました。
一時は、肥満や糖尿病患者にとっての予防や改善に役立つと言われていましたが、2014年に人工甘味料が腸内フローラを変えてしまい血糖値の異常を引き起こすという論文が発表されました。
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腸内フローラの役割は、
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①消化できない食べ物を身体に良い栄養物質へ作り変える
②腸内の免疫細胞を活性化し、病原菌などから身体を守る(腸のバリア機能向上)
③腸内フローラのバランスを保ち、健康を維持する
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血糖値の異常は、【耐糖能異常】といいます。
耐糖能異常は、血糖値を下げるインスリンの働きが悪くなり肥満や糖尿病に繋がる可能性があります。
また、低血糖になると脳が血糖を上げようとして過食になることもあります。
食事によって血糖値が上がらないこともまた、脳を混乱させて弊害を招きます。
低血糖の症状は、
✅冷や汗
✅動悸
✅震え
✅強い空腹感
✅脈の異常
✅脱力感・疲労感
✅強い眠気
✅めまい
✅頭痛
✅意識障害
などがあります。
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人工甘味料はショ糖の何倍もの強い甘さがあることから、甘みへの感覚を鈍らせます。
これが甘味依存を引き起こします。
腸にも甘みを感じる受容体があるので、感覚のエラーから糖の吸収を高めるとも言われています。
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以上のことから、
『カロリーゼロ』は悪か?と問われると答えに迷います。
人工甘味料のメリットは
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⭕️カロリー摂取を軽減することができる
⭕️食後の血糖値の上昇を抑制できる
⭕️虫歯の予防にも適している
※人工甘味料では、虫歯の原因となる酸が生成されません。
メリットはあれど、習慣的な人工甘味料の摂取は脳と腸を混乱させ、血糖値をコントロールする力が弱まります。
つまり、頼りすぎてはいけないということ💡
良い面と悪い面の両方の視点から、摂取のタイミングと摂取量を見極めることが大切です。
食材の天然の甘みをしっかりと感じる食事が大切⭐︎
人工甘味料を上手に活用することも健康づくり⭐︎
『カロリーゼロ』を味方にしましょう♡