スプーンネイル(反り爪)

爪にも様々な形があり、
手の爪に何らかの問題があれば
指先の細やかな作業が難しくなったり、
足の爪が原因で足の踏ん張りが効かずに
不良姿勢を招くこともあります。

『スプーンネイル』とは、反り爪のことです。

横から見るとスプーンのように反り返っていて、
足の爪であれば、
爪先が靴下に引っかかったり
靴に当たったりして痛みが伴う場合もあります。

(↑本来の爪)

反り爪は
爪の真ん中部分がへこみ、
先端が上向きになり、
横から見ると爪根より爪先が反り出ています。

爪の割れや欠け、
内出血などが起こるので改善が必要ですが、
放置している人も少なくありません。

反り爪になってしまう人の多くは
貧血気味という特徴があります。

貧血気味である場合、指先までしっかりと血液が行き届かず、爪は栄養不足になります。

すると、爪は薄く脆くなります。

貧血は、鉄分不足により起こります。

体調不良を感じていない、
健康診断で問題がない場合でも、
ごくごく初期症状として
爪に症状が現れる場合もあります。

体の末端にあり、露出している爪は、
最初に症状が現れ、体の悲鳴を可視化できる部位です。

☑️内臓虚弱
☑️栄養不足
☑️血液循環の悪化
☑️未病などの可能性
など、爪で体を評価し対策することができます。

ネイルを繰り返したり、
爪を過度に磨きすぎて薄くなっている場合も、
反り爪になりやすいです。

指先をよく使う人も、
爪先に力が加わるので
反り爪になりやすいです。

思い当たる反り爪の原因がない場合、
病気が潜んでいることもあるので
注意しましょう。

反り爪を予防するには、
鉄分・たんぱく質・ビタミン・ミネラル・脂質などの栄養をバランスよく摂取することが大切です。

ジャンクフード・添加物などを避けることや、
腸内環境を整えることも必要です。

足の爪の場合は、靴選びが大切です。

歩き方が爪に負担をかけているかもしれないので、歩行の仕方を見直すのもいいでしょう。

爪もみやマッサージをするのもいいですね⭐︎

夏になり、
ネイルをされる方も増えると思いますが、
爪の健康状態は
全身の健康のバロメーターとなるので
時々は素の爪を見るようにしましょう。

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