冷え解消のためにしたいこと

寒暖差疲労について

寒暖差や体の冷えが肩や腰への刺激となり、肩こり・腰痛・神経痛などを引き起こすことがあります。

気温の変化や体の冷えは一種のストレスになり、
筋肉に負担をかけます。

すると、筋肉を硬直させる疲労物質(乳酸など)がたまっていきます。

硬直した筋肉は、
肩や腰にある血管や末梢神経を圧迫します。

圧迫された血管の中では血液の流れが悪くなり、
酸素や栄養素が運ばれにくくなり、
疲労物質はさらにたまりやすくなります。

「寒くなると神経痛が起こる」「朝晩冷え込む時間になると肩こり・腰痛を感じる」という人は、末梢神経の圧迫が原因で症状が出ている可能性があります。

体を冷やさないようにすること、
冷えた体はすぐにあたためることが大切です。

体に不要なものを取り除いてあげないと
筋肉の動きも質も良くなりません。

☀️冷えを取り除く
🔥体をあたためる
🩸血流をよくする
これらを目的にしてほしいことをお伝えします。

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①足の指をほぐす

足の指をほぐすことで、歩行などにおいて床を蹴る力や床を押し返す力が強まり、ふくらはぎの筋肉がよく動くようになります。

ふくらはぎは第二の心臓。
血液循環にふくらはぎの筋肉は欠かせません。

足指が柔らかく動けば
歩いただけで血流が良くなります。

また、足も疲れにくくなります。

🦶


②足首まわりをさする

足首は骨盤、
くるぶしは卵巣と子宮につながりがあります。

足首まわりをあたためることで、
下腹部を中心にお腹や内臓をあたためることができます。

🦶


③ふくらはぎを揺らす・揉む

ふくらはぎの筋肉がかたくなると、心臓へ血液を押し戻すポンプ機能がうまく働かなくなり、血流が滞ります。

すると、むくみが悪化し、
毒素が排出されにくくなってしまいます。

体育座りのままふくらはぎをぶるぶる揺らしたり、よく揉みほぐして、ふわふわのふくらはぎを手に入れましょう。

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④膝裏をほぐす

「膝裏をほぐす」についての記事はこちら

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⑤鼠蹊部(もものつけ根)をほぐす

鼠蹊部には太い動脈が通っています。
また、リンパもたくさん密集しています。

股関節まわりがかたい人は血流が悪くなりやすく、下半身の冷えが起きやすいので注意が必要です。

股関節がかたいと感じる人は、足湯やレッグウォーマーを活用するなど、体の外からの冷え対策を合わせて行うことが必要になります。

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⑥お尻の筋肉をほぐす・鍛える

血がよく巡り、栄養や老廃物の代謝がきちんと行われているお尻は、やわらかくてあたたかいです。

子宮や卵巣を支える骨盤まわりの筋肉とつながるお尻が角ばったシルエットでお尻のほっぺがへこんでかたく冷たい人は、骨盤まわりの筋肉もゆるみやすく、やがて尿漏れなどの悩みが出てくる可能性もあります。

お尻を鷲掴みにして揺らしたり、
お尻の筋肉をトレーニングして鍛えましょう。

人間の体の体温の4割以上は筋肉から作られます。
根本的に冷えを解消するには、筋力をアップさせて、自分から熱をつくれるようにすることが大切です。

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⑦仙骨をケアする

「仙骨」についての記事はこちら

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⑧腹式呼吸・お腹を捻る・腹筋を鍛える

腹式呼吸をして内臓の位置を整え、内臓の動きを元気にすることも冷え対策のひとつです。

お腹を捻ることでお通じの改善も期待できます。
排尿と排便のサイクルがスムーズであることは、
体の冷えをとるのに有効です。

多くの血管が集まる臓器を包み込む腹筋群を鍛えることにより、お腹の冷えは取り除かれ、全身の血流が促進します。

💪😮‍💨


⑨体の表面をあたためる

ホッカイロの活用の仕方はこちら

⭕️タオルで服の上から体をゴシゴシする
(乾布摩擦のように)
⭕️あたたかい手で優しく全身を撫でる
(『お手あて』)


⑩あたたかい食べ物を食べる

体をあたためるものの見分け方はこちら

まだ他にもたくさんできることはありますが、
少しずつ日常に取り入れて習慣化していきましょう♪

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