知らなかった世界を教えてくれてありがとう♪ 夢を叶えてくれてありがとう♪
2024.8.25
結愛、15歳、中学3年生
長らくお世話になった新潟音楽センターピアノ教室を卒業しました。
2015年に初めて発表会に参加し、今年で10回目。
節目ということで記念演奏をしました🎹
大トリで❤️
(こういうところ、ゆめはもってるよね👏)
今年は発表会も開催50回目ということで、いつもよりパンフレットも豪華で、ここ10年の集合写真がすべて載っていました。
初めて発表会に参加した年長さんのゆめは小さくて、ページをめくる度にどんどん大きくなっていき、見ていて感慨深かったです。
何から綴ろうか迷いながら、ピアノを始めた年中さんから記憶を辿ってみようと思います。
ゆめが年中さんの時、保育園での預かり時間で習い事を…と今となれば当たり前にあるシステムが園に導入されました。
仲良しのお友だちがみんな習うから…という安易な理由、、、ここからゆめのピアノライフが始まりました。
園にいる時から一人辞め、二人辞め、、気づいたらほとんどの子が辞めていました🥲
そんな中、ゆめは習いたてからずっと、週に1回30分のレッスンで斉藤先生にピアノを教わり続けました。
斉藤先生のことはブログで何度も書いていますが、🎹THE ピアノの先生🎹という風貌で、艶やかなサラサラロングヘアにワンピース、ちょこっと香水のような香りが漂う清楚な大人の女性です。
年齢は不詳(笑)
お嬢様風なのにサバサバしていて、どこか男性っぽさも感じます。
母性に溢れた人で、とても優しく、けして叱ることも怒ることもなく、ゆめは10年以上甘やかされて育ちました🥰
引き継ぎで指導することになって10回記念のステージに上がり卒業した生徒はいても、10年以上最初から最後まで指導して記念演奏のステージに立ち卒業させた子はゆめが初めてだったようです。
「大切に育ててきたので、本当は手放したくありません」そんなふうに言っていただきました。
斉藤先生のピアノの先生人生で【初めての生徒】となったゆめは、本当にいろんなことをやらかしましたから、記憶に残る生徒になったことと思います。
初めての発表会の日、先生が「本当に上手で、他の先生たちにも上手だと褒められて、私も鼻が高くて〜」とニコニコ喜んでいた姿を今でも覚えています。
発表会がうまくいった年も、失敗した年も、いつでも先生はゆめが前を向いて進める言葉をかけ続けてくださいました。
ピアノに全く触れたことがなかった私は、全て先生にお任せ。
レッスンのことを訊くことも、何か意見することもなく、2人の世界を見守っていました。
歯痒さがなかったわけではありませんが、先生と過ごす時間がゆめにとって大切であることがわかっていたからこそ壊してはいけないと思っていたのと、ピアノのピの字もわからない私なので特に成長に関して欲がなく、私が映画や漫画にお金を注ぎ込むのと同じような感覚でゆめが楽しいと思えることを続けられるお手伝いができればそれで満足でした。(もちろん、練習しないことには小言を呟いていましたが…😎)
いまだに音符がよめないなど、えー!と思うこともありますが(笑)今まで生きてきた人生の3分の2ともなる長い期間、ピアノという楽器と触れる時間のすべてで経験したものは、ゆめという人間を大きく豊かにし、毎日に彩りと輝きをもたらしてくれました。
ピアノを始め、続けてきたからこそ、ゆめのいまがあります。
劇団、学校生活、いろんなことに紐付いていることに気づき、感謝の思いが湧き上がります。
親として足りていない部分を補ってくださった斉藤先生とピアノに心から感謝します。
こんな時、もっときちんと整理していればよかったと思うのですが、10年分のレッスンノートは全部家のどこかにあります。そう、どこかに…笑
最初は出席シールを集めるのを楽しみにしていましたが、いつのまにかシールはいらなくなったのね😲
こんなに可愛らしいレッスンノートですが、幼児でも高校生でもみんな同じものを使うようです😚
中を開くと落書きが・・・笑
そこもまたゆめらしい😂
10回目の演奏DVDが届くのはこれからですが、9回分のDVDはあります。訳あって(察してください😚)未開封のものもあります😅
ビデオカメラでもiPhoneでも撮っていましたが、三脚がなかったこととは別の理由でいつも少しだけ動画が揺れています。
撮る人の手が震えているから。笑
発表会の何日も前から緊張して、当日はお腹が痛くなって、手の震えをなんとか止めようと必死になっていた毎回の発表会が懐かしいです🤣
結婚式でも着せたものもありますが、発表会のためだけに買ったドレスがクローゼットに並んでいます。
私のドレスだった年も、制服だった年もありますが、毎年衣装や髪型を変えてステージに上がりました。
着飾る姿が可愛くて💓着せ替え人形のように毎年楽しませてもらいました😘
何度送り迎えをしてきたでしょうか。
夕方の混む時間帯で渋滞に巻き込まれ、いつもイライラしていましたが、道中は学校のことやいろんなことをゆめと話せる時間でもありました。
ピアノは、親子で過ごせる大切な時間もギフトしてくれました。
発表会で大きな出来事がなかった年はFacebookにちょこっと載せるくらいだったようで、記録していない自分に腹が立ちます。
きっと毎年いろんなドラマがあっただろうに。
ブログを振り返ると、泣けてきます。
一段一段成長しながら歩み続けて最後のステージを迎えられたんだなぁとしみじみします。
・・・で、肝心の今年の発表会はどうだったかというと!(笑)
最高でした♡
ミスがなかったわけではありませんが、物語を曲にあてながら、感情を込めて、表現豊かに、そして表情豊かに、ゆめらしい演奏ができたのではないかと思います。
演奏曲は【Baby, God Bless You】
ドラマ『コウノドリ』のテーマ曲となった清塚信也さんの曲です。
どこかに願いを書いたような記憶があるのですが見つからず…でも2回目の発表会の2016年には「いつかこの曲をゆめに弾いてほしい」と友人たちにLINEで呟いていました。
だから、曲が決まった時はとっても嬉しかったです💓
(夢を叶えてくれてありがとう)と、曲が決まった時も練習中も本番でも心から感謝しました。
ピアノが紡いでくれたすべての時間を思い出して、演奏中は涙がはらはらと落ちました。
ビデオカメラをズームにして見るゆめの顔がまた涙を誘って…笑
あの時の光景と気持ちは一生忘れないと思います。
素敵な時間でした。
受験生でもあるので一旦教室は卒業しますが、なんだかすぐに再開しそうな予感がします。
気持ちがピアノに傾いて夢中になれる時が来たらまた・・・
次に弾いてもらいたい曲を探しながら、そんな日が来ることを心待ちにして、しばしお休みの時間を見守りたいと思います。
長い間、頑張ったね。
お疲れ様。
先生からいただいた言葉が全てだと思う。
ステージ上の凛とした姿が誇らしかった。
ピアノというキラキラした世界を教えてくれてありがとう。
ピアノを通じてもらったものすべてが宝物です。
mana