跳躍力と転倒予防
跳躍力(ジャンプ力)は、
重要な身体機能のひとつです。
骨が脆くなり、
筋肉が衰えていく前に、
跳躍できる足腰を鍛えておくことが大切です。
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跳躍力があると日常動作でも優位に働きます。
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☑️突発的な体勢の崩れを瞬時に戻す
(冬の雪道での転倒などが代表的)
☑️日常に起こりうる危険な出来事の回避
(急な接触・危険な足場回避など)
特に高齢者は、
最大筋力を瞬時に発揮させる能力が低下します。
動作のはじまりにギュッと力を入れるのが不得意になるということです。
最大筋力の低下は
筋の大きさの減少だけが原因ではありません。
✅神経系の機能低下(判断力など)
✅速筋線維の機能低下や萎縮
なども関係します。
速筋線維とは、
持久力には欠け
長時間の力の発揮は難しいですが、
速いスピードで収縮する筋肉で、
発揮する力が大きいものです。
速筋線維を鍛えるためには、筋力トレーニングなどである程度強い負荷をかける必要があります。
何らかの理由で体を動かせない期間が長くなってしまった人や高齢者は、筋へ日常生活以上の刺激を定期的に与え、速筋線維を活性化することが大切です。
転倒など突発的なアクシデントから
寝たきりになってしまう人は少なくありません。
跳躍力を鍛えて、瞬時に反応して、
事故や怪我を防げるようにしたいです。
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まず、姿勢が悪いと跳躍力は低下します。
特に骨盤が後ろに傾いている人は
高く跳べません。
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この記事の②のタイプ
🧘♀️
転倒防止のためには、
忘れてはいけないポイントがいくつもあります。
今回は2つ載せますね✏️
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腿上げについて
🏃♀️
跳躍力を高めるために
トレーニングしたい筋肉があります。
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①肩・胸の筋肉
②腹筋・背筋
③太ももの筋肉
④股関節まわり・お尻の筋肉
⑤すね・ふくらはぎの筋肉
私が特に注目したいのは、
お尻の筋肉かなと思います。
臀筋は股関節の動きを司ります。
大臀筋は股関節を伸ばす働きをもち、
大きな力を発揮できるので
下半身全体のパフォーマンスを高めます。
いろんなトレーニング方法がありますが、
シンプルにスクワットもいいですね。
跳躍自体が難しくなるまでは、
積極的に縄跳びをするのもいいです⭐︎
陸で跳べないのであれば、
水中がオススメ⭐︎
あとは、腕ふり体操🤸♀️
バランスコーディネーション®︎なら
【アームスイング】がオススメです⭐︎
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ジャンプする機会は大人になるとそうないと思いますが、跳躍力という身体機能は日常動作や寝たきり予防に必要です。
柔軟性・瞬発力・筋力・反射能力などを
総合的にトレーニングすることが大切ですが、
まずは【運動】をすることです。
足腰を弱らせないために、
あなたはどんなことを心がけていますか?