球関節と軸回旋🌀

今日は、曇多めの空でスタート。

 

機能改善スクール生に「某レッスンで肩を回す体操を行ったところ、やり過ぎたのか肩に痛みがきてしまった」という方がいらっしゃいました。

先週のスクールでは、肩甲骨の動きについて理解を深めていただき、動きやすい肩甲骨目指してエクササイズしました。

今日は、その肩甲骨にはまっている上腕骨の動き=肩関節について、理解を深めていただきました。

 

肩関節は、受け皿に丸いボールがはまっている感じの「球関節」

そのボール(骨頭)が、肩甲骨にある受け皿(関節窩)の中で、どこにも当たることなく、クルクル上手く回れば、痛みを引き起こしたり、不具合を起こしたりしにくくなり、とても動かしやすくなります。「骨頭中心点」をずらさずに行なう「軸回旋」です。

 

今日のスクールでも、姿勢を整えた後、この軸回旋を誘導するエクササイズを行いました。

「わあっ、腕が上げやすい💕」

ほんのわずかの時間に、いい変化を感じていただけました😊

 

股関節も、肩関節と同じ球関節で、骨盤の受け皿に大腿骨の骨頭がはまっていて、やはり軸回旋がきちんと出来ていることで、痛みが起こりにくくなるのは肩関節と同じです。

私のエアロビクスのレッスンでは、ウォーミングアップをする前に、必ず股関節クルクルを行いますが、それも股関節の中で骨頭が滑らかに動かせる準備のために行っているのです。

 

球関節では、軸回旋が出来て、安全に正しく使える事が、痛みを引き寄せないために本当に大切です✨