ちょっと前から中級レベルのエアロビクスレッスンにご参加いただいている方のお話です。
いつも膝にサポーターを巻いていらっしゃって、ハーフパンツで半分隠れている状態をお見かけします。昨日はサポーターを巻いていらっしゃる場面に遭遇‼ サポーターを巻く様子を見せていただきました。
膝上と膝下をプラスチックのアームにはめ込む、めっちゃガッチリ固定するタイプやんか‼(たぶんニーブレースっていうタイプの固定器具😨)
それだけ膝に爆弾抱えてるってこと〰💣💥
私「膝、靭帯損傷ですか?」
会員さん「前十字が伸びちゃってるんですよ」
私「何のスポーツで? サッカーとかラグビーとかコンタクトスポーツで?」
会員さん「いえいえ、スタジオで踊っていて。グレープバインで飛んだら、痛っ(>_<)てなっちゃってね」
グレープバインは、葡萄のツルが絡まるみたいに、脚を絡めるように踏んでいく動き。なので、他の基本ステップ以上に膝やつま先の向きと踏み出す方向が安全性に関わります。
安全に配慮された指導がとっても必要な動きなんですよね。
パワー系を入れて飛ぶと、さらにその重要性は高まります。
大好きなエアロビクスで、こういう怪我(外傷)が発生している現実を聞き、めっちゃ悲しくなりました 😢
私「その装具、けっこう高いんですよね?」
会員さん「これは15万くらいかな。これで3代目なんです」
私「かなりになるんですか?」
会員さん「かれこれもう10年くらい」
そんなに前からずっと・・
傷めていても、スタジオレッスンが大好きなんですね。エアロビクスしたいというその気持ちが嬉しかった❤
そして、その方に、より安全に動いてもらえる情報をしっかりお伝えしたいと思いました。
私「アスリートだと再建手術したりするけれど、一般愛好家だと、温存療法になりますよね。手術も大変だし。膝、ずれやすいですよね。ずれたらどうするんですか?」
会員さん「ずれたら、後ろに行って、はまるまで膝を曲げ伸ばししてます👍」
自分の身体とつきあっていくしかなく、今持っている機能を、いかに守り・使い・鍛えていくか。
私「膝に負担の来る動きはありませんか?」
会員さん「だいたい大丈夫だけれど、ボッスクはちょっと・・」
ここで、ボックスの1歩目の膝とつま先をどの方向に向け、どこに踏み出すのかをちょっとシェアしました。
「あっ、これなら全然膝に負担がないです😃」
グレープバインやボックスの踏み出し脚については、レッスンの中でもお伝えしていますが、もっとしっかり伝えていく必要性を実感しました。
次回ボックスを入れたら、再度確認しようと思います。
少しでも安全に動いていただく情報は、しっかりお伝えするべき。それが指導者の役割の1つですからね😉
安全とは・・危険がなく安心なさまです。
《このレッスンに出ていて、怪我したり故障したりすることなく、楽しく運動ができる》という安心感は絶対に必要❗
《安全で》《効果的で》《楽しく》そして《機能的》なレッスンを目指して、これからもしっかり伝えていきます😃