某スポーツクラブのスタッフのお話です。
腰痛ベルトをしていらっしゃるのを拝見したので、
私「腰痛持ちですか?」
スタッフ「そうなんです。」
私「ヘルニアとか?」
スタッフ「はい、何年か前にヘルニアになりました。それ以来ずっと腰が調子悪くて、仕事中も冷えるから余計辛くて・・」
フロントに立たれていたり、プールのガード(見守り役)に入られていたり、とにかく身体が冷えやすい生活。
なので、
私「仙骨をあたためると身体が早くあたたまっていいみたいですよ」
私が仙骨をあたためるといいという事をしっかりした情報として聞いたのは、ずっと以前になりますが、長年お世話になっている(今もお世話になっている)鍼灸治療院の先生からでした。
いろいろな部位を温める検証で、「首」と「仙骨」は、あたためると体温の上がり方が他の部位より早かったそうです。
さらに、
私「100均とかコンビニでも貼る使い捨てカイロ売ってるでしょ。小さいサイズもあるから、それを仙骨に貼ってあたためてあげるといいかも。ただし、必ず衣服の上から貼ってね。熱くなり過ぎたり低温やけどに気をつけて。それから寝る時には取っちゃってね。」
とおすすめしました。
仙骨は、この模型で言うと緑色の部分ですね。
そのお話をしたのが二週間前。
今日お会いすると、ニコニコ顔で、鞄から「ジャーン‼」ホッカイロミニサイズを取り出して、
「教えていただいたようにカイロ貼ったら、腰がめちゃめちゃ楽になりました😊 もう手放せないです😉」
さらに、治療院の先生からこんなお話も聞きました。へえっ‼と思ったので載せておきます😃
福岡に原 志免太郎(はら しめたろう)という、104歳まで聴診器を持たれた長寿のお医者様がいらっしゃったそうです。
原先生は、医師でありながら「灸」の研究に取り組まれ、1929年、結核に感染したウサギに灸をすえたら抵抗力が増すことを突き止めた論文で博士号をもらわれ、日本初の「お灸博士」となられた方。そして、仙骨まわりの八点にお灸を据える「腰部八点灸」を提案された方でもあるそうです。
仙骨は、本当に重要ポイントなり😉✨
仙骨を温める効果を検索してみたら・・
血流がよくなって体全体が温まることで、腰痛が改善したり、ホルモンの巡りもよくなったり、自己免疫力・自然治癒力を高められる。さらに、温めることで副交感神経が優位になるので、緊張や興奮を落ち着かせ、イライラを抑えてくれて気分がリラックスする。
等々、書かれていました。生理痛にもいいとか・・。
仙骨のあたため効果、本当にすご~い‼
ちなみに、私は風邪をひいた時には、ホッカイロでこっそり仙骨を温めていま~す😆
さらに、私も指導させていただいているJSAスモールボールエクササイズでも、仙骨とその横にある象の耳(蝶々の羽根?)みたいな腸骨の間の仙腸関節と、仙骨と脊柱(腰椎)の間の腰仙関節は、とても重要で、どこよりも最初にアプローチします。ボールを当てる位置は、仙骨なんです✨
自分がレッスンしてきた中でも、仙骨まわりにアプローチをすることで、「痛かった腰が全然痛くなくなった💓」とか「腰がすごく軽くなった😃」という嬉しいお言葉・感想をいただくケースが本当に多いです✌
仙骨は、とっても大事なポイントですね😉