朝、乗換のために降車した駅のホームで聞こえてきたアナウンス。
「本日もJR東海をご利用いただきましてありがとうございます。この先もお気をつけて行ってらっしゃいませ」
さらに、乗換の地下鉄改札口では、
「おはようございます。どうぞお気をつけて行ってらっしゃいませ」
アナウンスの言葉がマニュアルで決まっているのかどうかはわかりませんが、単なるお礼とか注意喚起の言葉だけではなく、気づかいのひと言が何だか嬉しく、また棒読みではない親しみやすい口調のアナウンスだったので、まさに今日という日の私を後押ししてくれている気がしました😄
何げない言葉なのに心に響く言葉ってあると思います😊 今日の 私にとって「この先もお気をつけて」が、まさにその言葉でした😌
心がこもった言葉は、人の耳に心地よく届き、人を元気にしてくれる大きなパワーを持っています💪
多くのスポーツクラブでも、レッスンの前に自分の担当するレッスンの案内アナウンスをインストラクター自身が流します。
レッスンの開始時間・レッスン名・内容・担当者名・スポーツクラブ利用に関するご案内など・・
この時もやはり、アナウンスする文章は一応マニュアルで決まっています。 でも、どんなスピードで・どんなトーンで・どんな語り口調で伝えるかによって、随分違った印象にもなるし、内容の伝わり方も違うなって思います。
人に何かを伝える時、どう感じ、どう受け止めていただけるかは、伝える側の心の在り方や伝え方次第ですね。
これは、レッスンの指導中でもそう。
何を、どんなふうに、どんな言葉で、どうわかりやすく受け止めやすくお伝えするのが大切です。
「呼吸を止めないでください」
これは、インストラクターが運動指導中に言ってしまいがちな言葉です。私もついつい口に出てしまいそうになります。これも、
「呼吸をしっかり続けましょう」
と、やって欲しい事を言ったり、
「呼吸はうまくできていますか?」
「どんな呼吸になっていますか?」
と、気づきにつながる言葉を選びたいところです。
また、例えば
「力を抜きましょう」
「お腹を引き上げましょう」
これだと、実際にどうしたらよいのかがわからなかったりします。
力を抜くためとかおなかをひきあげるために、それではもっと具体的にどこにどう意識を向けたらよいのか、それをお伝えしたいです。
どんな言葉を伝えるのか、どうすれば「なるほど!そうしたらいいんだ、そうしてみよう」と心に届く・心に響く言葉になるのか、そこがとても大切なポイントですね😉💕
言葉によって、事実を伝えたり必要事項を伝えたりもしますが、特に指導の現場とか、思いや気持ちを伝えたりする時に伝える言葉は、まさに贈り物なのだと思います。
どんなプレゼントを選び、どんなラッピングをして、どんなリボンをつけて、どのタイミングで、どんな風にお渡しするのか。
大好きな方々へのプレゼント、しっかり選び、大切にお伝えしたいと思います😌💕